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新聞記事

2017の記事一覧

掲載日:2017.12.04

知内かき、出荷始まる

「知内かき」のむき身作業(11月28日、中ノ川地区)

 「知内かき」のブランドで知られる上磯郡漁協中ノ川支所の養殖カキは、11月上旬に水揚げ・出荷が始まった。ただ放卵後の身の回復が遅いため、同月末現在まだ操業していない漁家も多く、本格化はもう少し先になりそうだ。


掲載日:2017.12.04

親製品一巡後に消流鈍化

 記録的凶漁となり、いくら同様に空前の高コストとなった親製品。在庫払底で漁期入りし、当座分の手当てで需要先に一巡後、荷動きが鈍化している。冷凍品はロシアのチャムが昨年に比べ高値ながら秋サケより下値に位置しており、消流は相場動向の様子見も絡んで停滞。塩蔵(新巻き)は1尾単価が高く付く大型サイズを中心に苦戦の様相で、年内の消化が焦点だ。


掲載日:2017.11.27

マダラ北海道内で本格化

水揚げが低調なマダラ(21日、釧路港)

 北海道のマダラ漁が本格化している。水揚げは網走、稚内、小樽などで昨年より好ペース。一方、消流は11月中旬まで関東など本州で暖かい気候が続いて鍋物需要が弱く、荷動きが鈍かったが、真冬並みの寒気が入った下旬から活発化。末端の需要が強まり、加工業者のフィレーなどの生産も増大してきている。


掲載日:2017.11.27

2016年度釧根管内漁業・水産会社売上高ランキング 笹谷商店7年連続首位

 株式会社帝国データバンク釧路支店が集計した釧路・根室管内の漁業・水産会社の2016年度(平成28年度)売上高ランキングは、3期連続で増収の株式会社マルサ笹谷商店が7年連続でトップの座についた。


掲載日:2017.11.27

札幌市場生鮮商戦動向 生すじこ集荷健闘

 札幌市中央卸売市場の生すじこ取扱数量は水揚げが昨年の7割弱に落ち込む中、10月が昨年の8割など健闘している。ただ、量販店の大半は相場高から10月前半で特売をやめ、加工筋主体の荷動き。荷受担当者は「一般消費者の購入量は減少している」と指摘する。


掲載日:2017.11.27

全国審査会 山神、最高賞に輝く

粉付けの手間なく調理できる「漁師のほたてフライ」

 株式会社山神(青森市)が製造・販売している「漁師のほたてフライ」が今年度の全国水産加工品総合品質審査会で、最高賞の農林水産大臣賞を受賞した。大学生が選ぶ特別賞「若者大賞」も獲得している。


掲載日:2017.11.27

東しゃこたん漁協 美国でウニ陸上蓄養

 東しゃこたん漁協は来年度、ろ過機能を備えた半循環式の活魚水槽でキタムラサキウニの陸上蓄養試験を行う。水温調節ができる活魚水槽で身溶けを抑制し、終漁後の9月中でも品質を維持できるかを調べる。


掲載日:2017.11.27

昆布森仙鳳趾 ホッキ、水揚げ低調

ホッキのこん包作業(17日、仙鳳趾地区)

 昆布森漁協仙鳳趾地区のホッキけた引漁は、水揚げがいまひとつなまま漁期後半に入った。漁模様は日間・漁場間差があり、漁獲対象となる成貝の少なさを指摘する声も。シケ早いことも悩みの種となっている。


掲載日:2017.11.27

枝幸漁協 底建カレイ、良型も弱含み

水揚げの多いマガレイ(20日、オホーツク枝幸北漁港問牧地区)

 枝幸漁協の底建網は、昨年に続きカレイ中心の水揚げ。大中主体で良型だが、浜値はマガレイがキロ200円割れの弱含み。11月頭にローソクボッケがまとまったが着業者は「安かった」と残念がる。


掲載日:2017.11.27

ミールの池下産業 脂の乗ったイワシを急速凍結

脂乗り抜群の大トロいわしの握り

 北海道広尾町のフィッシュミール製造・池下産業株式会社(池下藤一郎社長)は食品事業に参入する。新工場をこのほど完成させ、十勝・広尾港水揚げの厳選イワシを急速凍結し、業務用向けに出荷。ブランド名やパッケージも完成させ、顧客の獲得に乗り出している。


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