水揚げが低調なマダラ(21日、釧路港)
北海道のマダラ漁が本格化している。水揚げは網走、稚内、小樽などで昨年より好ペース。一方、消流は11月中旬まで関東など本州で暖かい気候が続いて鍋物需要が弱く、荷動きが鈍かったが、真冬並みの寒気が入った下旬から活発化。末端の需要が強まり、加工業者のフィレーなどの生産も増大してきている。