右が今回開発されたマガキ浮遊幼生の判別で、蛍光を当て緑色に発色させて他種と区別(上部の「ー」が0.1ミリ)
マガキ浮遊幼生の出現数を素早く簡単に調べる方法が開発され、宮城県の松島湾で今季採苗に使われる見通しだ。抗原抗体反応を用いてマガキの幼生だけを緑色に蛍光発色させ、高い精度で判別。同湾では昨シーズンまで2季連続で採苗不調となっただけに、この技術の利用で種苗の安定確保に期待がかかる。