竣工した新冷蔵倉庫。国道45号沿いに立地する
水産加工の(株)川秀(本社・岩手県山田町、川端秀典社長)は、宮古市津軽石大判川地内に新たな冷蔵倉庫を竣工した。二酸化炭素を冷媒に用いたノンフロン型を導入し、マイナス25度で5千トンの保管が可能。大判川冷蔵庫は3棟体制となり、県内における同社の冷蔵保管能力は計1万1千トンと東日本大震災前の水準に回復した。震災から9年。減少しつつある水産資源の回復も目指し、環境に配慮した商品を売りに復興を加速させる。