昨年統合した漁場で漁獲したホタテの水揚げ作業(3月29日、浜鬼志別漁港)
今年の玉冷輸出は、昨年以上の厳しさが予想されている。米国産水揚量は昨年より3000トン多い2万1000トンの見込み。5年ぶり2万トン台(ミート換算)の回復でサイズは小型中心。さらに米国・中国企業の玉冷在庫は滞留気味。道漁連は「海外全体の相場を見極め、先を見越した冷静なスタートを切る必要がある」としている。