昨年、初水揚げされたサンマ(8月28日、大船渡)
全国さんま棒受網漁業協同組合(全さんま、東京都)によると、2021年のサンマ水揚量は岩手が前年比62%減の2852トン、宮城が同64%減の3459トンだった。両県とも記録的な不漁が続き、3年連続で過去最低を更新。浜値(平均単価)は大船渡がキロ691円を付けるなど、前年の1.5倍に高騰した。