八雲町と定置漁業者ら11人で組織するひやま漁協熊石支所サーモン養殖部会(南部健一部会長)が熊石漁港で養殖に取り組むトラウトサーモン(ニジマス)の「北海道二海サーモン」。過去2年の試験結果を受け、新たな漁業資源の創出に期待が膨らんでいる。イカなど前浜の水揚げが振るわず、工藤幸博組合長は「将来的には養殖規模を拡大し、サーモン養殖の企業化を実現させたい」と意欲を見せる。