スルメイカの荷揚げ。不漁だった昨年より漁は薄く型も小さい(7月1日、函館漁港)
函館市漁協のスルメイカ釣漁は今季も苦戦を強いられている。解禁から1カ月が経過したが群れは極端に薄く、全体の水揚数量は不漁だった前年同期に比べ半減。いけすの上限70キロに満たないこともある。サイズも小型で、発泡はバラ主体。着業者は「数年前の不漁が今の大漁。そのくらい悪い」と嘆く。