養殖ワカメの生育調査。仙鳳趾地区の新たな養殖業として期待がかかる(2月20日、仙鳳趾沖)
昆布森漁協仙鳳趾地区のカキ養殖業者3人は、共同でワカメの試験養殖に取り組んでいる。昨年秋に宮城県から種苗糸を搬入、順調に生育している。代表者の木村仁さんは「まだ手探りだが、成長に関して言えば初めてにしては大成功」と手応えをつかむ。今後も研究機関などと連携し前浜環境に適した養殖技術の向上に注力。主力のカキに次ぐ養殖業の確立と新たな「仙鳳趾ブランド」の創出が期待される。