ひやま漁協熊石支所の合同会社二海サーモン(高橋聖治代表)が取り組むトラウトサーモン(ニジマス)の海面養殖は例年以上に水温の急激な変化やマイワシの大群来遊などの対策に注力しながら、5月末の水揚げに向けて重量アップを図っている。
オホーツク海沿岸の2026年ホタテ水揚げ計画は、北部・南部の12単協合計で前年実績比15%減の21万5千トンとなる。前年実績より約4万トンの大幅な減産見通し。北部は26%減の8万4100トン、南部は7%減の13万900トン。漁場造成は6日予定の枝幸漁協を皮切りに3月上旬から順次スタートする。
函館市主催の「令和7年度函館市水産産学連携交流会」が2月16日に南茅部総合センター、17日に戸井西部総合センターで開かれた。漁業者を中心に水産関係者が参集、保存配偶体の活用やウニ除去に伴う海藻の植生変化、ブルーカーボンなどコンブに関する講演に耳を傾けた。
北るもい漁協のタコ箱は、地区間で漁模様に差はあるが数量、単価とも昨年を上回る滑り出し。1月は昨年よりも順調なスタートで、着業者はここ数年続く不調から好転への期待を寄せている。一方、浜値は1月以降キロ900円台と高値基調で推移している。ミズダコの1月水揚量は前年同月比23%増の70トン、金額は46%増の6880万円(税込み)、キロ平均単価は18%高の983円。このうち主産地の初山別は12%増29トン、31%増3018万円、16%高1032円。
野付漁協でホタテ漁と秋サケ定置網漁に着業する藤村亮太さん(41)の地域活性化を目指す活動が浸透してきた。運営母体となる「RINC」(リンク)の代表として、復活した打ち上げ花火大会を継続させるため飲食イベントなど精力的に展開している。このほど別海町で開催された「別海アイスマラソン」ではRINCが主体となってアワードパーティーを実施。地元のホタテやホッキ料理を振る舞い、尾岱沼で水揚げされる水産物のPRにも一役買った。
海上保安庁は、2025年の海洋汚染の現状をまとめた。日本周辺海域で海保が確認した海洋汚染の件数は前年から39件増の455件で、2年連続の増加。直近10年の平均件数(433件)を上回っており、引き続き油と廃棄物による海洋汚染が高い割合で推移している。
全国スーパーマーケット協会主催の商談展示会「第60回スーパーマーケット・トレードショー2026」が18~20日、千葉市の幕張メッセ全館で開催された。主催者企画では、小売における冷凍関連売り場の拡大と売上増、時短簡便ニーズの高まりを受け「冷凍ゾーン」規模を拡大。各ブースでも冷凍をテーマに出展する企業が目立っていた。来場者は新たな商品の発掘や売り場作りを考える情報交換の場として活用していた。
株式会社SAKAMA(東京都、柴田壮潤社長)は水産流通のデジタル化を推進するプラットフォーム「サカマオーダー」を展開している。仲卸業者と飲食店間のLINEでの注文を人工知能が自動で認識・整理する仕組みで、2月から本格的な導入支援を開始した。初期費用は無料で、まず2週間の無料体験から利用できる。
札幌市の株式会社蝦夷や(伊藤けい子社長)が市内豊平区に店舗を構えるサバ料理専門店「さばPlus」=写真=は、ノルウェー産主体に“とろさば”を使った「ごまとろさば飯」を看板に据え、北海道発の「新しいさば文化」の創出に挑んでいる。昨年4月に開業し、女性や若年者などサバの消費層拡大に手応え。引き続き、通販やPR活動の強化、FC(フランチャイズ)展開などに取り組んでいく。
岩手県の三陸沿岸、大槌町にこのほど、ウニの陸上蓄養に取り組む試験研究施設が完成し、18日に開所を祝うセレモニーが行われた。町と自動車部品メーカーのトヨタ紡織株式会社(愛知県刈谷市)、トヨタ紡織東北株式会社(岩手県北上市)、岩手大学が連携協定を結ぶプロジェクトで、磯焼け対策として間引いたウニの蓄養技術を確立し藻場の再生・保全を目指す。将来的には蓄養ウニを観光資源に活用するなど地域活性化も視野に入れる。