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新聞記事

加工流通一覧

掲載日:2025.11.24

ウニ価格 高値水準に~荷動き限定、年末需要に期待-ウニ特集:東京都・豊洲市場-


 東京都・豊洲市場のウニ消流は11月中旬に入って北海道産、北方四島産ともに品薄感から高値で推移している。シケによる操業回数の低下や、北方四島産の歩留まりも低調なことが、全体的な入荷量不足の要因。価格が高止まりする中、荷動きは限定的で、年末商戦に向けて需要回復に期待が寄せられている。相場はカナダ産が土曜日には8千円台で競られ、それ以外の日も6千円台と高値圏で推移。北方四島産は9千円を中心に取引され、高ランク製品は1万3千円の価格帯。北海道浜中産の天然エゾバフンウニも1万5千~1万3千円と高値を形成している。


掲載日:2025.11.24

「プラ木箱」海外にも普及進む-ウニ特集-


 食品用プラスチック容器メーカーのマルイ包装株式会社(本社・札幌市、酒井恒雄社長)が製造販売する生うにの折詰め用容器「プラ木箱」。高級感とHACCPの衛生管理への対応を兼ね備え、2016年の発売以来、国内のうに加工場に普及。最近では米国主体に韓国、オーストラリアなど海外輸出が増えてきている。


掲載日:2025.11.17

高グレードが不調、飲食店は価格優先傾向強く-東京都・豊洲市場、北海道産マダラ白子-

需要期ピーク直前の釧路産マダラ白子


 東京都・豊洲市場の北海道産マダラ白子消流は、大衆居酒屋向けの安価な商材が順調に動く一方、料理店向けの高級品は低調に推移している。消費者の倹約志向などで飲食店需要が価格優先の傾向。浜の天候悪化で集荷にも苦戦している。


掲載日:2025.11.10

11月入り北海道産ブリ急騰1200円台-東京都・豊洲市場-

丸々とした古平産活じめブリ


 東京都・豊洲市場の北海道産活じめブリ消流は11月に入って卸値が10月下旬に比べて倍に急騰し、一時的に荷動きが減速している。大口の量販店などが取り扱い意欲が消極化。飲食店が1尾単位で仕入れる程度になっている。4日時点の相場は古平産(9キロ以上)がキロ1300~1200円、羅臼産が1800円など産地で異なるが、総体的には高値で推移。仲卸は「10月下旬まで600~500円で仕入れていたのものがシケ絡みで値上りした。量販に供給するにはせめて千円以下に抑えたいところ。今後の水揚げ安定化に期待する」と話す。


掲載日:2025.11.10

イオン、全漁連とフェア -プライドフィッシュ、売場彩る-


 イオンリテール株式会社は7~9日、全漁連と協働して漁連・漁協らの選定による地元漁師自慢の魚「プライドフィッシュ」を販促するフェアを「イオン」「イオンスタイル」など380店で開催した。食育イベントと連動した愛媛県産のプライドフィッシュや、季節、地域ならではの魚種をそろえたほか、未利用魚を活用した新商品を販売。官民協働の魚食普及プロジェクト「いいさかなの日」とも連動させ、国内の水産物消費拡大に取り組んだ。


掲載日:2025.11.10

道都拠点で普及拡大挑む~札幌市・合同会社ソーシャルワークの「海鮮工房 鮮寿」

主力の開き真ホッケ各種


 札幌市の合同会社ソーシャルワーク(阿部慎太郎・小藪哲郎代表社員)は2024年8月に水産加工品の製造販売「海鮮工房 鮮寿」(電話011・590・4191)を開業し、干物を主体に両代表社員の地元・根室産魚介類を売り込んでいる。今年は南区藤野の直売店を移転拡充。新たに催事販売にも乗り出し、業容伸長を目指している。


掲載日:2025.11.03

「塩昆布飴」脚光

好評の「塩昆布飴」


 沙留漁協所属・竹内漁業部の竹内清代表は、前浜で採取するリシリコンブの6次化展開で、今秋に新商品「塩昆布飴(あめ)」を打ち出した。「手軽に食べられる」で昆布に親しんでもらうことをコンセプトに考案。釜で流動状になるまでじっくり煮込んだコンブに水あめなどを加えて軟らか仕上げ。漁協直売所や地元道の駅「おこっぺ」などで販売。風味や食感など老若男女に好評で、竹内代表は「試食するとほとんどの人が買ってくれる」と手応えを話す。


掲載日:2025.10.27

「WILDish 唐辛子ツナ炒飯」韓国で11月販売開始


 マルハニチロ株式会社は11月、袋のまま電子レンジで調理し、そのまま食べることができる家庭用冷凍米飯「WILDish(ワイルディッシュ)」シリーズの新製品「唐辛子ツナ炒飯」の韓国版を同国で発売する。原料や商品開発、販売面では韓国の大手水産会社の東遠(ドンウォン)と協業する。同シリーズは包装の環境配慮や、簡便調理、個食需要など世界的なトレンドに対応した冷凍食品。まずは韓国での展開を起動に乗せ、その先にある海外進出に弾みをつけていく。


掲載日:2025.10.27

鮮魚コーナー刷新計画、「見せる」演出で販売拡大-帯広地方卸売市場-


 帯広地方卸売市場株式会社(髙嶋昌宏社長)は来年以降、とかち帯広場外市場 一鱗(いちりん)内に構える直営の鮮魚販売コーナーのリニューアルを計画している。一昨年から手掛ける水産加工事業の業務と併せて生魚の3枚おろしなど裁割処理を一般消費者に見せる市場ならではの販売展開を検討。ガラス張りなどを視野に入れている。


掲載日:2025.10.27

地場産イセエビPR、仙台市場で試食提案会-仙都魚類-

味噌汁などイセエビ料理が並んだ


 仙台市中央卸売市場で17日、三陸や常磐のイセエビを提案する試食イベントが開かれた。荷受の仙都魚類株式会社(仙台市、大沼秀行社長)が主催。宮城県南三陸町では9月末時点で前年比10倍となる約2500キロが水揚げされるなど地場産の増加を受け、地産地消メニューとして買受人らに味噌汁やバターソース添えの蒸し焼きを振る舞い販促を呼びかけた。この日は宮城産を中心に約70キロが入札され、キロ1万1千~6千円で取引された。


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