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新聞記事

加工流通一覧

掲載日:2025.09.29

宮城県産マサバ 入荷安定-東京都・豊洲市場-

身質向上に期待がかかる宮城県産のマサバ


 東京都・豊洲市場のマサバ消流は宮城県産の入荷量が安定している。ただ、身質に課題があり、長崎県産に比べ安値に付いている。東京都が集計する9月第2週の取扱状況によると、宮城産マサバは前週比81%増の約22トンが入荷し、キロ単価の中値は621円となった。


掲載日:2025.09.22

プラ削減・循環・機能性、品質保持+持続可能社会の実現-包装資材・機器特集-


 包装産業や容器・包装を使用する食品製造など業界各社は持続可能社会の実現に取り組んでいる。包装の役割である「中身を守る」という機能を保持、技術開発に着手しながら、プラスチック使用量の削減、容器・包装のリサイクル、CO2削減などを推進している。プラ使用量削減では、環境対応素材の採用が進み、従来のバイオ樹脂やリサイクル樹脂、紙への切り替えだけでなく、ケミカルリサイクル(化学的再生法)やマスバランス(物質収支方式)など新たな手法を用いた環境対応素材の採用が進む。


掲載日:2025.09.22

「水産業の未来地図化」描く TSSS2025 10月1,2日 初の大阪開催


 株式会社シーフードレガシーと『日経ESG』(株式会社日経BP発行)は10月1~2日、アジア最大級のサステナブルシーフードイベント「サステナブルシーフード・サミット2025(TSSS2025)」をグランキューブ大阪で開催する。国内外の水産関連を中心としたフロントランナーが最新の知見を共有し、「水産業の未来地図」をつくるための道筋を考える。今回は初の大阪開催で、万博と重なり相乗効果を期待する。


掲載日:2025.09.15

浦河町の三協水産本マス加工品拡充


 漁業部門(有限会社三水漁業)の定置船「漁吉丸」を持ち、北海道日高のサケ・マスの加工を手掛ける浦河町の三協水産株式会社(小西哲平社長、電話0146・22・2075)は今年から春定置のサクラマスの加工販売に力を入れる。従来の塩切り身に加え、旬期に生原料で製造する「生仕立て」のスモークサーモンを打ち出した。


掲載日:2025.09.15

生筋子 冷静スタート-東京都・豊洲市場-


 東京都・豊洲市場の秋サケ生筋子消流は、北海道の定置網漁の水揚げが好スタートを切り、各仲卸業者が航空便、陸送便の入荷品を目利きし、品質や価格帯の幅を広げて販促に乗り出している。ただ、大口の飲食店や量販店ではサンマの取り扱いに力を入れており、生筋子の需要はまだ限定的。近年では冷静な相場で滑り出している。卸値は航空便でキロ1万1千円ほど。定置解禁直後としては近年に比べ千円ほど安値。根室産を扱う仲卸は「今年は荷が集まりやすかった。8月下旬より1500~千円ほど安くなっている。陸送品ならどれも1万円を切るようになった」と手応えを話す。


掲載日:2025.09.08

干物の生産能力拡充-根室市の金間浜屋商店-


 根室市の鮮魚卸・水産加工、株式会社カネマ浜屋商店(濵屋義則社長、電話0153・24・7889)は、北海道産マホッケを主力とした干物(一夜干し)の生産能力を増強した。2021年に導入したGSK株式会社(大阪市、小屋敷一雄社長、電話06・4302・3470)の特殊低温冷風乾燥機を増設し、2台体制に拡充。需要先への安定供給体制を整えた。


掲載日:2025.09.01

BKTCの小瀧由貴社長、白老町観光大使に就任


 サーモン業界初の機能性表示食品「薬膳サーモン」の開発・販売を手掛ける株式会社BKTC(東京都)の小瀧由貴社長が白老町観光大使に就任した。白老町の養殖場で生産された「白老産薬膳サーモン」を全国に発信し、白老町の新たな特産品の創出、食と観光振興などに寄与していることから、町が7月3日付で任命。8月22日に町役場で委嘱式が行われた。小瀧社長は薬膳を取り入れた養殖用飼料「約全健美」を開発・販売。それを給餌して育成した「薬膳サーモン」の含有成分・アンセリンが尿酸値の上昇を抑制する研究レビューが認められ、消費者庁に機能性表示食品の届け出が受理されている。また、「臭みが全くない」などの特徴が水産業者、調理者などから評価を得ている。


掲載日:2025.09.01

サンマ 入荷潤沢-東京都・豊洲市場-

久々の大型集荷が目立つ道東産サンマ


 東京都・豊洲市場のサンマ消流は、順調な入荷で商戦のスタートを切った。8月下旬としては数年ぶりの大型組成で脂乗りも良く、仲卸各社が販売に注力。ただ、漁が途切れる心配が拭えず、漁模様の変化に細心の注意を払っている。相場動向は盆休み明けに2キロ箱12尾の競り値が2500~2400円程度だったが、8月25日には3千円前後まで上昇。仲卸業者は「組成が落ちてきて値段が上がってきた感じ」と話す。


掲載日:2025.09.01

「魚を食おう!」テーマに極洋が展示商談会


 株式会社極洋の東京支社と極洋商事株式会社は8月22日、東京永田町のザ・キャピトルホテル東急で合同の展示商談会を開催した。「魚を食おう!」をテーマに、秋の新商品、秋冬・年末向けのお薦め商材を中心に業態別に展示した。来場した得意先・取引先約250社約千人に、魚食普及へともに取り組んでいけるよう働き掛けた。


掲載日:2025.08.25

水産の未来ここに-シーフードショー盛況-


 第27回「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」(大日本水産会主催)が20~22日、東京ビッグサイトで開催された。前年を上回る650社が出展し、出展小間は過去最大規模の開催となった。連日多くの来場者が訪れ、魚食拡大に向けた取り組みや業界を明るく導く最先端技術を体感。熱意に満ちた商談や交流が繰り広げられていた。


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