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新聞記事

東北北陸一覧

掲載日:2025.03.24

岩手県生ウニ出荷始まる


 今季第1回の生ウニ事前入札会が14日、岩手県漁連北部支所で行われた。山田湾内111号の14、17、19、21日の4日間の水揚げ分が対象で、キタムラサキウニ(シロ)1号品に10キロ当たり20万5千~16万7800円、2号品に同8万~6万円の値が付いた。エゾバフンウニ(アカ)1号品は同14万円。2号品は同7万円だった。


掲載日:2025.03.17

海洋ごみ問題発信、廃漁具再生品 催事に出展


 福島県いわき市の若手漁業者による任意団体「いわきFishersNetwork(フィッシャーズネットワーク)」は9日にいわき市小名浜のアクアマリンパークで開かれた福島県産水産物の普及イベント「いわき七浜おさかなフェスティバル」で漁具を再利用した商品の販売ブースを出展、注目を集めた。


掲載日:2025.03.17

大船渡市の山林火災、漁業被害 甚大に


 岩手県大船渡市の大規模山林火災は、地域漁業にも甚大な被害をもたらしている。綾里地区では定置網の保管倉庫が焼失、被害額は約10億円に上る。地元漁協によると、自宅や作業場を失った組合員は23人。自宅と作業場の両方を失った組合員も複数いるという。養殖ワカメの生産者は焼け落ちた流木の影響を心配する。ようやくイサダ漁に出た船の漁労長にも笑顔はない。


掲載日:2025.03.10

定置倉庫、漁家宅被害-大船渡市の山林火災-


 岩手県大船渡市で2月26日に発生した山林火災で、定置網の保管倉庫など漁業施設も被災。加えて関係者らは「ワカメ出荷や春漁のイサダなど影響は大きい」と話す。


掲載日:2025.03.10

宮城県、2年ぶりイサダ水揚げ

宮城では2年ぶりとなるイサダ水揚げ(3月4日、南三陸町)


 1日に解禁した宮城県のイサダ(ツノナシオキアミ)漁は、3日に南三陸町と気仙沼市の両市場に合わせて73トンが水揚げされ、キロ平均単価は南三陸、気仙沼とも125円と高値スタートを切った。三陸沿岸の春漁の主役だが、同県のイサダ漁は昨年、親潮系冷水の波及が弱く漁獲ゼロで終えていた。2年ぶりに岸壁を桜色に彩る水揚げに、漁業者らは「幸先の良いスタート」と声を弾ませる。


掲載日:2025.03.03

大不漁で苦戦-気仙沼市秋サケ稚魚放流開始-


 宮城県気仙沼市を流れる大川でサケのふ化放流事業に取り組む気仙沼鮭漁業生産組合(管野幸一組合長)が2月25日、今季初のサケ稚魚放流を行った。放流数は6万1千尾で、昨季の初放流時に比べ48%減となった。同組合によると今季は自河川での親魚捕獲数、採卵数ともに平成以降で最低を記録しており「大不漁の中、大変な苦戦が続いている」と管野組合長。最終的な放流予定数は昨季実績(182万尾)の2割弱、35万2千尾にとどまる見通しという。


掲載日:2025.03.03

宮城10キロ1万6040円-三陸わかめ初入札-


 宮城県産「三陸わかめ」の今季初入札会が2月27日、気仙沼市の県漁協わかめ流通センターで開かれた。シケ被害で前年の半数量だった昨季の初入札(31トン)から、さらに14%減となる塩蔵26.6トンが上場。減産傾向を懸念したのか、中芯を除いた10キロ当たりの平均価格は15%高の1万6040円。最高値は2万円を超えた。県漁協によると「一部で生育に遅れが見られるものの、おおむね順調」。生産者799人で例年並みとなる1万5トン(原藻換算)の生産を目指す。


掲載日:2025.02.24

三陸沖海水温6度上昇


 2023年以降、三陸沖の海面水温が平年より約6度も高い状態にあることを東北大などによる研究グループが発表した。世界の海と比較しても最大の上昇幅で、黒潮の異常な北への張り出しが原因。三陸沖の環境を調査することで世界中の海で起こりうる環境変化を予測し、適切な対策を講じるための重要な手がかりになり得るという。


掲載日:2025.02.24

漁業者がレシピ本、魚食の興味深めるきっかけに

レシピ冊子には食材の水産物にまつわる「漁師さんのマメ知識」も掲載


 宮城県南三陸町戸倉地区でカキやワカメ、ギンザケ養殖などに着業する若手漁業者グループ「戸倉SeaBoys」が料理レシピ冊子を発行、親子向けイベントで無料配布し参加者から好評を得ている。コンセプトは「漁師が考えた、親子で一緒に作る料理レシピ」。同グループは「水産物の普及や魚食離れ解消に役立つことができれば」と期待を込める。


掲載日:2025.02.17

全国受賞の洋風煮魚、新商品加え認知拡大へ-青森・武輪水産-


 水産加工品の製造・販売を手掛ける武輪水産株式会社(八戸市、武輪俊彦社長)は、若者世代に訴求する洋風仕立ての煮魚「FineDISH!(ファインディッシュ)」シリーズの認知向上を着実に進めている。昨年11月の第35回全国水産加工品総合品質審査会(全国水産加工業協同組合連合会主催)で水産庁長官賞を受賞した商品に加え、2月10日には新アイテムも発表。同社は「新たなファンを開拓する商品にしていきたい」と意気込む。


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