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新聞記事

一般向け一覧

掲載日:2025.08.25

団子販売兼業で進展、ホタテ・岩ノリ新規需要獲得

イラストが入った岩ノリのパッケージ


 ひやま漁協乙部支所元和地区の町中漁業部・町中達成さん(34)は漁業を営む傍ら、キッチンカーで焼き団子の移動販売を展開している。養殖ホタテの大量へい死をきっかけに「漁業だけに頼らない収入源を」と、2023年1月から“兼業漁師”のワークスタイルに乗り出して3年目。今ではホタテ・岩ノリの新規需要獲得など本業・漁業に波及効果が生まれ、新展開への挑戦心も養っている。


掲載日:2025.08.25

水産の未来ここに-シーフードショー盛況-


 第27回「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」(大日本水産会主催)が20~22日、東京ビッグサイトで開催された。前年を上回る650社が出展し、出展小間は過去最大規模の開催となった。連日多くの来場者が訪れ、魚食拡大に向けた取り組みや業界を明るく導く最先端技術を体感。熱意に満ちた商談や交流が繰り広げられていた。


掲載日:2025.08.25

「みな貯金」9月開始


 「第66回みな貯金運動」が9月1日に始まる。重点推進項目「社会貢献型海の子応援マリンちゃん定期貯金」の取扱期間は12月30日まで。全道目標額は100億円に設定。今年は国連が定める国際協同組合年。協同組合の素晴らしさを再認識し、協同の力で海洋環境の変化、資材費高騰などさまざまな困難を乗り越えていく運動に高めていく。


掲載日:2025.08.11

交流と技術革新で魚食拡大-第27回シーフードショー


 第27回「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」(一般社団法人 大日本水産会主催)が20~22日、東京ビッグサイトで開催される。出展は前年を上回る650社、1592小間で、出展小間は過去最高の規模となる。「コミュニケーションとイノベーションで創造する『ぎょしょく』の未来」を開催テーマに掲げ、魚食拡大の取り組みや商談機会の創出のほか、業界を明るく導く最先端技術が体感できる3日間となりそうだ。


掲載日:2025.07.28

関税妥結、商談加速か-ホタテ特集-


 国内外ともに多くの販路を開拓したホタテ。特に玉冷は輸出主導の中、日米関税交渉が当初米国提示の25%から15%に妥結したことで、税率の縮小、確定による計画の立てやすさから、複数の商社筋は「商談が今後、活発化していく」との見方を示す。米国の末端消費を不安視する向きもあるが、当面は輸出主導の状態が続きそうだ。国内消費はさらに厳しい展開が予想される。


掲載日:2025.07.28

販売拡大へ常温商品、パスタソース・食べるラー油

(上)パスタソースと(下)食べるたらこラー油


 白老町虎杖浜のたらこ・めんたいメーカー、有限会社蒲原水産(蒲原亮平社長、電話0144・87・2057)は新たに常温流通の商品展開に乗り出している。パスタソースと食べるラー油を投入。持ち歩ける商品の提供で観光土産品需要の販売を拡大。併せて賞味期限1年の確保で海外輸出も視野に入れている。パスタソースは、たらこ・めんたいこの2種類で、1食分100グラム(固形量70グラム)に40%と含有量にこだわった。蒲原社長は「大手食品メーカーの商品は5~10%で売価200円台。同じような商品をつくってもかなわない。売価が高くなってもたっぷり入った商品で差別化を考えた」と説明する。


掲載日:2025.07.21

漁業者がレシピ考案、最高賞メニューを商品化


 宮城県漁協はこのほど、プライベートブランド商品「旨味たっぷり-みやぎサーモンと牡蠣のバターピラフ」を発売した。県産カキとブランド展開する養殖のギンザケを使用、全漁連などが主催する「Fish-グランプリ」の料理コンテストで最高賞を獲得したメニューを再現したもので、商品化により生産者の活動を応援し、県産水産物の普及拡大を目指す。昨年11月に開催されたこのコンテストは、漁業者をはじめ全国の水産関係者が地域の魚介を使ったアイデアレシピを競うもので、最終審査に残った宮城・南三陸町の若手漁業者グループ「戸倉SeaBoys(シーボーイズ)」が出品しグランプリを受賞したメニューを同グループのメンバーで、料理人でもあるレシピ考案者の佐藤将人さんが全面監修した。


掲載日:2025.07.14

「室感食堂」道機船連と連携、沖底品 定食で訴求

ホッケフライ定食


 室感フーズ株式会社(佐々木伸代表取締役)が運営する室蘭市の「室感食堂」は道機船連(金井関一会長)と連携し、沖底船が漁獲したホッケやスケソなどの加工品を使用した定食メニューを提供。手ごろな価格が評判となり、ランチタイムを中心に地元で働く人たちから支持を得ている。


掲載日:2025.07.14

「海の家」2年目


 白老港を拠点とした浜の魅力を引き出す活動に取り組む一般社団法人「SHIRAOI PRОJECTS(以下、SHIPS)」(山岸奈津子代表)は、21日から白老港の第三商港区海岸エリア(白老町萩野)を会場に「SHIRAOI Beachと海の家2025」を開催する。昨年に続き2回目。白老町、いぶり中央漁協白老支所、苫小牧港湾事務所などの協力、日本財団「海と日本PRОJECT」や公益財団法人はまなす財団などの助成金を活用し、白老町で海に親しむ機会と、海や港の資源の可能性を広げることを目的に実証実験と位置付けて取り組む。


掲載日:2025.06.23

カナガシラに付加価値、だしの魅力、ラーメンで発信

県主催イベントで初めて販売した「かながしらラーメン」


 市場流通の弱いカナガシラの有効活用を目指し、青森県野辺地町漁協で刺網漁などに着業する熊谷浩さんと、海洋環境保全に造詣が深い土木建築業・志田内海株式会社(青森市)の志田崇会長が「かながしらラーメン」の販売に乗り出す。濃厚なだしが取れる利点を生かして製造したラーメンが県主催イベントで大好評となり、本格販売へと舵を切った。JR青森駅近くの人工海浜「あおもり駅前ビーチ」周辺に店舗を構える計画で、カナガシラを漁獲する熊谷さんは「未利用魚の知名度を高め付加価値を向上させたい」と意欲を燃やしている。


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