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新聞記事

【再起へ】三陸ワカメ 養殖復興の先陣

2012年01月01日

出来が良く豊富となり、養殖再開を後押しするワカメ種苗

 歴史に深く刻まれる未曾有の年が明けた。漁船2万5千隻、荷捌き所や養殖施設など1700施設…。水産業に想像を絶する被害をもたらした東日本大震災。復興の道程はまだ長い。それでも北海道、三陸の浜は、生活のため、家族のため、そして水産業の未来のため、前を見つめる。「再起へ」。その言葉を胸に歩みを続ける被災地の今を追った。

 三陸のワカメが「2年ぶりの春」を迎えようとしている。

 被災地に雪が幾度か舞った昨年末、岩手県南部の綾里漁協では、種苗糸の巻き込みを終えていた。

 「例年と同様の綾里ワカメを出せる。品質面でマイナス要因はない」

 同漁協の佐々木靖男組合長は、今春の収穫に手応えを示す。例年の7割の生産をめざし、7割近い養殖施設を張り込んだ。

 ワカメは養殖期間が短く、秋に種を巻き込めば、翌年の早春から水揚げできる。同様に施設が壊滅したカキやホタテなどより収穫期が早く訪れるため、養殖復興の先陣役として期待が掛かる。

 3・11のあの日、岩手、宮城両県ではワカメの漁期入り間もなかった。例年より生育が遅れ、収穫を失った浜が多い。震災から1年が経つ今年の春は、被災地の養殖ワカメにとって2年ぶりの収穫期となる。

※記事の詳細は週刊水産新聞紙面をご覧ください。

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