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新聞記事

秋サケ一覧

掲載日:2014.11.17

中期の来遊数、過去20年で最低 4年魚の回帰資源少なく

 序盤の順調な水揚げから一転、10月以降失速した今季の北海道の秋サケ。道総研さけます・内水面水産試験場は11日開かれた道連合海区で前・中期の来遊状況の特徴を報告。前期の来遊数は最近5年間で2番目に多かった一方、中期の来遊数は、主群となる4年魚の回帰が低調で最近20年間で最も少ないことを示した。


掲載日:2014.11.10

渡島噴火湾 盛漁期入り

盛漁期の伸びに期待がかかる八雲町漁協の荷揚げ(5日、八雲漁港)

 北海道の秋サケは4日でようやく10万トン台に乗せた。日本海では終漁、釧勝地区では1日置きの操業に移っている漁協もあり日量は下降傾向。今季実績は10万トン台が濃厚になりつつあるが、今後の上積みは、根室海峡や日高、オホーツクの最終盤に加え、後期群が厚い胆振、噴火湾、道南の伸びが焦点となる。


掲載日:2014.11.03

枝幸・永光水産 スモークサーモンで秋サケ加工販売拡大

昨年10月から製造販売に乗り出したスモークサーモンの包装作業

 枝幸町の有限会社丸二永光水産(永澤二郎社長、電話0163・62・3022)は昨年10月に専用工場を新設し、枝幸産秋サケを使ったスモークサーモンの製造販売に乗り出している。従来フィレー、とば、新巻きなどを手掛けてきた秋サケ加工の幅を広げ、付加価値の向上に取り組んでいく。


掲載日:2014.11.03

4年魚低調で急落 異例の来遊パターン

 北海道の秋サケは10月中で10万トン割れの展開で、後期群の11月漁に入った。今季は序盤の好漁から一転、例年盛漁期の9月下旬以降に失速。全体的には主群の4年魚の来遊量が低水準だったのが要因とみられるが、地区内でも河川ごとで年齢組成にバラツキがあるなど、異例の来遊パターンを見せている。


掲載日:2014.10.27

オ海中部健闘 雄武、好漁・好値で金額最高

健闘しているオホーツク中部地区の中でも好漁の雄武漁協の水揚げ(23日、雄武漁港)

 北海道の秋サケは10月後半に入り、シケも絡んで急激に水揚げを落とし、最終実績10~11万トンにとどまる様相も呈している。近年好漁のオホーツク・中部地区(常呂~雄武)も同様に縮小してきたが、ハシリの沖漁はじめ漁期前半の好漁から総体的には健闘。大所・東部地区の不振などで浜値が高止まりとなり、金額ベースでは昨年高水準だった常呂、紋別を除く4漁協が昨年比増で終盤を迎えている。


掲載日:2014.10.20

全道12万トンペース 低水準脱せず浜値高止まり

 北海道の秋サケは10月半ばで8万トンに達し、昨年並みのペースで折り返した。通常漁期中の6割強が漁獲される時期を過ぎ、最終実績は漁期前予測並みの12万トン前後もみえてきた。今季も低水準域が続く様相で、浜値はオス、メスとも昨年より高止まりで推移している。


掲載日:2014.10.13

オ海西部秋サケ/昨年に続き高水準推移 地場資源の造成手応え今週の追い込みに期待

地場資源の伸びが期待されるオホーツク西部の秋サケ水揚げ(7日、頓別漁港)

 オホーツク・西部地区の秋サケは、漁協別で昨年比増減があるものの、全体では盛漁期の10月中旬まで高水準だった昨年並みで推移。近年施設整備や増殖技術の向上などで漁業者らは地場資源の造成に手応えを感じており、今週の追い込みに注目している。


掲載日:2014.10.13

気仙沼のオサベフーズ/サーモンフライなど給食向け実績基礎に

ほど良い食感でサケ本来の味が堪能できるサーモンフライ

 宮城県気仙沼市の冷凍食品製造販売・㈱オサベフーズ(澤英機社長)はことし、主力の給食向けに加え、流通大手のイオングループと連携し、東北エリアでの販売に乗り出している。「サーモンフライ」など、調理専門従業員と新商品試作を繰り広げてきた自慢の商品を展開している。
 同社は昭和63年に陸前高田市に本社工場を設立。平成19年に気仙沼市にハンバーグ専門工場とメンチカツ工場を開設して多彩な食品加工事業を展開してきた。
 震災で気仙沼市と陸前高田市の3工場が全壊。気仙沼市岩月の工場を修復し、震災翌年4月から再開した。陸前高田市では、竹駒町の元食品工場を譲り受けて改装し「岩手工場」として昨年4月に稼働を開始した。


掲載日:2014.10.06

道漁連など道内ホテルとタイアップ 朝食メニューで消費拡大へ

札幌パークホテルの朝食メニューに登場した石狩風トマトスープ

 北海道産秋サケの普及・定着に向け、道漁連と北海道秋鮭普及協議会は、札幌など道内ホテルとタイアップし、朝食に秋サケを使った料理を提供する「今が旬 北海道産秋鮭フェア」を展開している。


掲載日:2014.10.06

宮城県北部 秋サケ早くも盛漁期

30トン超えとなった南三陸町市場の秋サケ(1日)

 宮城県北部の秋サケ沖刺網漁が絶好調なハシリだ。南三陸町市場では初水揚げの9月26日から日産20トンペースとなり、10月1日には30トンを超え早くも盛漁期の様相。不漁予測を覆すような滑り出しに驚きと喜びで活況を呈するが、「いつ切れるか」という不安が大きい。定置漁獲も例年を上回る序盤となっている。


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