北海道の秋サケは10月中で10万トン割れの展開で、後期群の11月漁に入った。今季は序盤の好漁から一転、例年盛漁期の9月下旬以降に失速。全体的には主群の4年魚の来遊量が低水準だったのが要因とみられるが、地区内でも河川ごとで年齢組成にバラツキがあるなど、異例の来遊パターンを見せている。