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新聞記事

秋サケ一覧

掲載日:2015.05.18

沙流さけ・ますふ化場が竣工

日高管内の資源増大を担う「沙流さけ・ますふ化場」

一般社団法人日高管内さけ・ます増殖事業協会(坂本好則会長)は8日、昨年12月日高町福満に完成した「沙流さけ・ますふ化場」の安全祈願修祓式を開いた。サケ稚魚の生産尾数は従来の270万尾から500万尾に増強。新型浮上槽、水温調整装置などを新たに導入し、健苗の生産・飼育、適期放流への体制を強化。西部地区をはじめ日高管内全体の資源増大を図るための核となる施設として機能発揮が期待されている。


掲載日:2015.01.01

回転ずし激戦区― 名店ひしめく札幌 ―厳選ねたで勝負

 「レベルが高くて驚いた」―訪れた観光客が口をそろえるのは、札幌市内の回転ずしのこと。手ごろな価格だけでなく、季節や産地を限定した厳選素材を握る名店がひしめく激戦区で、年末の“勝負ねた”や店づくりの工夫、産地への思いを取材した。


掲載日:2015.01.01

22年級が低回帰/原因究明大きな課題に

 平成12年来の低来遊にとどまった昨年の北海道の秋サケ。主群の4年魚(平成22年級)の来遊数が平成元年以降最低で、中期の来遊数が平成6年以降最も少なくなったのが特徴。特にオホーツク・東部、根室・北部が顕著で、原因究明が課題。一方、全道的に3年魚の回帰数が前年より大幅に増え、来季に向けて明るい材料も見えている。


掲載日:2014.12.15

秋サケ資源不安続く 斜網地区、根室など急落

 北海道の秋サケは10万7千トンと、平成元年以降ワースト4位の漁獲実績となった。親製品の需要に加え、不漁から魚卵価格も上方修正され、全道のキロ平均単価(11月20日現在)は前年比38円高の450円に上昇した。一方、来季に向け、消流面では親子とも製品価格の高値継続で消費への影響が懸念材料。生産面では斜網地区が急減、根室海峡で不振が続くなど資源動向に不安を残した。


掲載日:2014.12.08

秋サケ新巻き商戦 組成大型で小箱払底

 新巻き商戦が大詰めを迎えている。今季は不漁と、国内加工、輸出向けの原料需要で、生産量が低水準。特に小型サイズの水揚げが少なく、小箱(10キロ)は品薄、払底状態。一方、大箱(19.5キロ)は高単価に付く6尾以上の荷動きが鈍く、年内に売り切れるかが焦点だ。


掲載日:2014.12.01

秋サケ 刺身普及 噴火湾産訴求へ

船上活じめ・神経抜きを施した噴火湾産秋サケ

秋サケの国内需要の拡大に向け、秋サケ業界ではすしネタや刺身など「生食」普及への挑戦が続いている。国内の生食サケ市場は回転ずしを中心に拡大しているが、輸入養殖物が売り場を席巻。脂肪分では輸入物の壁は厚いものの、原料の厳選、製法の工夫で高品質を追求。「サケ本来のうま味」の訴求などで商機を追っている。


掲載日:2014.12.01

岩手秋サケ最盛期も伸び小幅

 岩手県の秋サケ水揚げはピークと予測された11月下旬、小幅な伸びにとどまった模様だ。懸念されていた大震災の影響による可能性があり、影響はこれから大きくなるとも見方も。市場別では宮古が1日2万~3万尾ペースで好調を維持するが、減ったところもある。価格はメスが800円前後から700円台後半と高値張り付き、オスは下げ傾向で中値200円台前半に。


掲載日:2014.12.01

白糠・東和食品 過熱蒸気焼成機を増設

焼き加減など柔軟に調整できる過熱蒸気焼成機

 鹿部町の(有)嘉楽(辻合明男社長、電話01372・7・3489)は、熟成と脱水を同時に最適に仕上げる製法を開発した。うま味成分が濃く、鮮度、歯応えも兼ね備えた刺身商材を目指した挑戦が結実。日高の秋サケブランド「銀聖」を皮切りに、他魚種に応用、商品化を進めていく。
 同社は、ニシン・数の子を主力にサケ・マス、いくら・すじこ・たらこ、刺身・とばなどを手掛け、年商117億円(平成26年3月期)を誇る。加えて、近年商品・販売戦略で力を入れているのが過熱蒸気による焼成商品だ。
 過熱蒸気は、100度で蒸発した飽和水蒸気をさらに加熱した高温の蒸気。食品に吹き付け加熱することで、従来のボイルや焼成に比べてうま味や栄養分を逃さずに調理が可能。色目や食感も向上する効果が試験研究機関の実証試験でも確認されている。


掲載日:2014.12.01

サケ回帰率向上へ-岩手県水産技術センター熊野川に実証試験施設

岩手県水産技術センター内部のふ上槽、ふ化槽

 岩手県水産技術センター(釜石市)は同市の熊野川にサケ大規模実証試験施設を竣工し、1日、稼働を開始する。サケ稚魚の回帰率向上が目的で、今季から120万尾の飼育密度別試験を予定。回帰率の低迷が続く中、好適な海洋環境下でまとめられた稚魚の生産、放流マニュアルの見直しも含め、現代に合う資源増殖手法を検証していく。


掲載日:2014.11.24

えりも以東釧勝地区 水揚げ、西高東低くっきり

西部と東部で明暗がくっきり分かれた白糠漁協の秋サケ(9月、白糠漁港)

 えりも以東海域の秋サケ定置が20日終漁した。水揚げは、西部地区の十勝管内が依然低水準ながら、3年連続で前年を上回った。一方、東部地区の釧路管内は平成22年来の不振を脱せず、特に厚岸以東が低調。昨年より地区間の明暗がくっきり分かれた。


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