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新聞記事

東北北陸一覧

掲載日:2015.01.26

殻付カキを中国輸出 大船渡・広田湾の漁業士

輸出につながった「大連日本商品展覧会」でのカキ出展

 岩手県の大船渡湾と広田湾の殻付カキが中国に輸出され、大連市などの日本食レストランで提供される見通しだ。同県漁業士会大船渡支部などが大連での日本商品展覧会に出展し、商談に発展。最高の身入りとなる春に凍結し、加熱用と生食用で製品化する。早ければ3月にも第1便を送る。


掲載日:2015.01.19

宮城産ワカメ、階上ボイル塩蔵開始/成長よく順調継続に期待

階上地区で本格化したワカメボイル塩蔵加工の冷却作業

 宮城県気仙沼市の階上地区で、養殖ワカメの刈り採り、ボイル塩蔵加工が三陸他産地に先駆け本格化した。収穫は内湾系漁場の地種からで、葉は2~3メートルに伸び順調、品質も良さそうという。同地区は三陸ワカメ入札のハシリの上場で主力となり、2月5日のスタートから期待できそうだ。
 刈り採りは4日から始まり、10日ごろに活発化、15日にはほぼ全漁家に拡大した。開始は昨年と同じだが、活発化が数日早まった。地種の出来が良く昨年10月中旬に挟み込めたうえ、その後の生育も比較的順調に推移した。


掲載日:2015.01.19

宮城県漁協、東京「牡蠣の家」開店/殻付をブランド化、拡販

東京・大手町に開店した「宮城牡蠣の家」

 宮城県漁協(丹野一雄経営管理委員会会長)は9日、殻付カキをメーンにした「宮城牡蠣の家」を東京・大手町の東京サンケイビルイベントスペースにオープンした。キリングループと連携し3月30日まで期間限定で営業。ブランドカキを前面に押し出して販路拡大につなげ、大震災で打撃を被った養殖の復活を目指す。


掲載日:2015.01.12

佐渡のカキ 加茂湖数年ぶり好調

好調な出荷で活気が戻った加茂湖のカキ(6日)

 新潟県佐渡のカキは、加茂湖は宮城産種苗のへい死が減った上、身入り、価格とも良く数シーズンぶりに好調だ。真野湾は主体の3年ガキが成長、身入りとも良好で、受注出荷で順調に水揚げ、価格も安定している。


掲載日:2015.01.12

両津湾定置、寒ブリ好漁 大型も後押し4億4500万円に

佐渡市場での寒ブリの販売(5日)

 新潟県佐渡、両津湾の大型定置網で寒ブリ(1.7キロ以上)が好漁だ。特に10キロ前後の大物が多い上、価格も例年より良く金額が伸びている。年明けはスルメイカの大漁もあってブリは減ったが、1月末まで期待できシケに願いがかかる。


掲載日:2015.01.01

道産水産物コンビニ需要は?/総菜向け 加工度要求

定番化したパウチ入りの魚総菜(札幌市内)

 コンビニ利用者といえば若者、というのはいまや昔。コンビニ各社のターゲット戦略もあって高齢者の利用も増え、年齢層は幅広い。客層の変化や個食化など消費者ニーズの多様化を受け、和食総菜に力を入れるところもあり、個食パックの焼魚や煮魚もコンビニの棚を飾るようになった。道産水産物の仕向け先として、コンビニ商品での需要動向を取材した。


掲載日:2015.01.01

22年級が低回帰/原因究明大きな課題に

 平成12年来の低来遊にとどまった昨年の北海道の秋サケ。主群の4年魚(平成22年級)の来遊数が平成元年以降最低で、中期の来遊数が平成6年以降最も少なくなったのが特徴。特にオホーツク・東部、根室・北部が顕著で、原因究明が課題。一方、全道的に3年魚の回帰数が前年より大幅に増え、来季に向けて明るい材料も見えている。


掲載日:2015.01.01

宮城県「水産の日」定着へ - 旬の魚で消費に弾み

「水産の日」を知らせ消費拡大を狙う量販店の魚売り場

 宮城県は毎月第3水曜日を「みやぎ水産の日」と制定し、11月から旬の水揚げや加工品のアピール、消費拡大に乗り出した。新聞、テレビ、フリーペーパー、県庁の食堂などで宣伝し、量販店などでのぼりを掲げお薦め食材のレシピを配布。このために製作したPRグッズの利用も呼びかけ、水産の日定着と、県民やさまざまな業界を巻き込んでの盛り上がりを仕掛けている。


掲載日:2015.01.01

三陸のカキ養殖/新資機材が続々登場

各種新資機材(クペール、接着剤カイデライト、オーストラリア製バスケット、フラプシー)

 三陸のカキ養殖で近年、新しい資機材の登場が相次いでいる。生食向け殻付の生産で、シングルシード(一粒種)養殖などいっそうの付加価値向上を求めて導入。まだ課題は多いが、主流のむき身出荷から殻付への流れを加速する可能性を秘める。


掲載日:2015.01.01

日本海振興、新展開/無給餌型養殖事業に着手

 生産量の減少で地域間格差が拡大している日本海側のひやま、古宇郡両漁協は、新年度から新たな養殖事業に取り組む。ひやま漁協はマボヤ、イワガキ、古宇郡漁協はホタテを中心に展開。実施に当たっては「もうかる漁業創設支援事業(沿岸漁業版)」の活用を想定しており、道は国へ人件費の支援拡充などを求めている。


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