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新聞記事

東北北陸一覧

掲載日:2017.05.29

むつ湾漁業振興会 三津谷廣明会長に聞く

 平成28年度の水揚げが数量・金額ともに史上最高を記録した陸奥湾のホタテ養殖。生産量が拡大した要因や今後の課題、新たな取り組みをむつ湾漁業振興会の三津谷廣明会長に聞いた。8月には北海道ほたて漁業振興協会との意見交換会開催が決まり、情報交換や連携強化の必要性を強調している。


掲載日:2017.05.29

復興の象徴三陸カキ ゼネラルオイスターが展開

3種のカキが楽しめる初夏のオイスタープレート“極”

 復興を象徴するカキ、宮城県塩竈市の「あたまっこカキ」と南三陸町の「あまころ牡蠣」が24日、株式会社ゼネラル・オイスターが運営するオイスターバー28店舗で、数量限定で提供が始まった。特に「あたまっこカキ」は今回が初の全国出荷。地元では宮城カキのブランド浸透に弾みがつくものと期待を寄せている。


掲載日:2017.05.29

岩手サケふ化場 下安家、生産再開へ

復旧工事が急ピッチで進む下安家ふ化場

 岩手県のサケふ化場は昨年8月の台風10号による豪雨で被害を受けた。甚大となった4カ所のうち、この秋は、修繕工事中心の下安家が稚魚生産を再開できる見通しだ。新設復旧を余儀なくされた小本川と松山は来春の竣工になるが、昨季と同様に親魚を捕獲、採卵して近隣ふ化場で稚魚に育ててもらい、春に自河川に戻し放流する。


掲載日:2017.05.29

岩手養殖コンブ塩蔵初入札 在庫払底で高値

重茂漁協組合員のコンブ湯通し(24日、音部漁港)

 岩手県産養殖コンブの湯通し塩蔵初入札が19日、大船渡市の県漁連南部支所で開催された。1145箱(1箱15キロ)が上場、主体の長切1等は10キロ5569~4600円で落札され、昨シーズン初回を1000円強上回った。昨シーズン産の在庫払底が大きな要因。生産者には「十分すぎる値段」となった。


掲載日:2017.05.22

気仙沼市畠和水産 鹿折工場で総菜生産

鹿折地区の新工場

 畠和水産株式会社(宮城県気仙沼市、畠山和貴社長)は同市内の鹿折地区に工場を昨年新設し、同社初の設備を導入して加工度の高いアイテム作りに挑戦している。このほど、全国展開する卸に向け総菜品の供給がスタート。「顧客の評判も良く、注文を増やすケースも続いている」と卸担当者が評価するなど幸先のいいスタートを切っている。


掲載日:2017.05.22

陸奥湾 半成貝出荷が本格化

半成貝の出荷作業。全湾で日産500トンが出荷されている(15日、稲生漁港)

 青森県陸奥湾の半成貝出荷が本格化している。今年は成長不良が目立ち西湾の一部ではへい死も増大。過去最高の水揚げだった昨季より5割減の出荷ペースで今季計画量の進ちょく率は24%。減産は免れないが、大半の漁業者は「平年並みの水揚げに戻る感じ」と捉えている。


掲載日:2017.05.22

青森県後潟漁協 小鹿亮太さん ホヤ養殖で勝負

発泡詰め作業。海水氷で鮮度保持を徹底している(16日、小鹿さんの作業場)

 今年3月、青森市漁協職員から後潟漁協の組合員に転身した小鹿亮太さん(久富号=3・5トン)は、マボヤの本格養殖に力を入れている。成育は良好で初水揚げとなった4月以降、6キロ発泡で大半が10~12玉の大型サイズ。身入りの良さも評判となり、出荷先の青森中央水産からも高評を得ている。


掲載日:2017.05.22

宮城 志津川湾 あまころ牡蠣10万個へ

生産拡大で販売に期待がかかる「あまころ牡蠣」

 宮城県南三陸町の志津川湾で16日、「あまころ牡蠣」の水揚げが始まった。天然採苗のシングルシード(一粒種)養殖で、事業化2季目。11人が昨シーズンの3倍超となる10万個の出荷を目標に、成長が良いこともあり水揚げを20日余り早めた。付加価値が高いうえ養殖期間が短いなど魅力が多く、うまく販売できれば新たな養殖に弾みがつく。


掲載日:2017.05.15

青森県陸奥湾本年度計画 へい死影響、平年並みに

 青森県漁連は本年度のホタテ水揚げ計画をまとめた。成貝、半成貝合わせ7万700トンと試算。へい死の影響で、史上最高となった平成28年度実績よりも37%減、約4万トン少ないが、過去10年の水揚げではおおむね平均的な数量となる見通し。


掲載日:2017.05.15

宮城県南三陸町・行場商店 大森工場が竣工

切り身加工機(三友スーパーイタサン)は2基で日産4万枚

 サケ加工一筋に躍進する宮城県の株式会社行場商店(南三陸町、髙橋正宜社長)は4月30日、同町の志津川漁港後背地に「大森工場」を竣工した。第一、第二工場で生産するフィレーを切り身加工、パック詰めする。原魚から量販店に並べられる最終製品まで一貫生産してニーズに応えるとともに付加価値を高める。庫腹2000トンの可動ラック式冷蔵庫も整備、保管体制も充実させた。


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