南かやべ漁協のゴッコ刺網は、地区によって差があるが、シケも絡んで全体的に水揚げペースが出遅れの展開。例年は1月に盛漁期を迎えるが、木直地区の着業者は「2月に入ってやっと上向き始めた」と話している。
日高産ミツイシを原料に各種昆布製品を製造販売する、みついし昆布株式会社(新ひだか町、磯貝節社長、電話0146・33・2006)は、昨年から「みついし塩こんぶ」(20グラム)を店頭販売、お茶漬けやおにぎり、漬け物、サラダ、炒め物など幅広く活用でき好評を得ている。
道漁連は2月10日と12日、フランスで開かれたJETRO(日本貿易振興機構)主催のレセプション「日本産ホタテと日本酒マリアージュの会」で道産ホタテをPRした。バイヤーなど参加したフランスの関係者は、地元産や南米産と比べ品質の良さに好反応を示しており、道漁連では大きな手応えを感じて帰国。
マダラは、活じめ出荷も増えている。荷受の推進活動に加え、価格評価も得て手掛ける生産者が道内各地に拡大。札幌市場への入荷は数量、金額とも年々着実に伸びている。
マダラの活じめは、平成16年にカネシメが生産者、荷主と連携して開始。翌年からマルスイも取り組んで、歯舞・昆布森・根室湾中部など道東をはじめ、日高・松前・ひやま・標津など道内各地に広がった。
「船上一本じめ」と銘打って、船上で生きているうちに血抜き・即殺処理した活じめ鮮魚のブランド化に取り組む標津町、標津漁協は17日、札幌市でマダラを使ったさばき方講習会を開いた。「身色がきれい」「生臭みがない」など「活じめ」の良さを消費者に体感してもらい、需要を喚起した。
胆振管内安平町の有限会社スモークアップジャパン(小坂亮一社長、電話0145・26・2220)が開発・販売する「電界風味添加装置」は、食品を加熱せず、短時間で燻製風味を添加できる。通常の燻製とは異なり、食感など素材そのままの状態を保つ。未利用魚・部位の有効利用を含めて新規商品の開発における、水産加工での活用を提案している。
1月中旬に始まった道南の松前さくら、福島吉岡両漁協のヤリイカ漁は、シケで思うように出漁できず、苦戦の出足だ。例年の盛漁期が4~5月のため、関係者は漁本格化を待ち望んでいる。
函館市漁協の底建網漁で、着業者は「ホッケが獲れない」と嘆いている。水揚げ量は減少傾向にあり、ここ数年、経営安定への打開策として、生鮮出荷より高値が付く活出荷に比重を移す着業者が増えてきている。
道は13日、平成26年度予算案を発表した。水産関係は前年度当初比3%増の277億23万4000円。コンブ減産緊急対策やナマコ栽培漁業推進、日本海サクラマス資源増殖効率化対策など5つの新規事業を盛り込んだ。
日本海のニシン刺網が苦戦している。今季は沖で成熟が進み、産卵のためのオカ寄りが短期間のパターンで、漁が続かない展開となり、2月中旬まで盛り上がりに欠ける水揚げで推移。加えて、トド被害が多く、満足に操業ができない状況だ。