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新聞記事

北海道一覧

掲載日:2018.11.05

白糠漁協シシャモ 出足、シケに阻まれる

昨年ハシリを上回る水揚げのシシャモ(1日、白糠漁港)

 白糠漁協のシシャモ漁は、シケに操業を阻まれる出足となった。初日の水揚げは低調だった昨年を大幅に上回ったものの、翌日から9日間続けて休漁。着業者は「これだけシケ休みが続いたのは初めて」と口をそろえる異例の展開となった。初日小型だった魚体は2日目に向上。浜値は上でキロ900円台スタートも2日目に同1560円まで上昇した。


掲載日:2018.11.05

オホーツク海ホタテけた引 南部2単協が終漁

沙留漁協のホタテ水揚げ作業。アソートは5S中心だった(沙留漁港)

 オホーツクのけた引漁は、南部地域の沙留、網走漁協が10月末で終漁した。漁場造成を含めた水揚量は沙留が1万2770トンで達成率98%、網走が8600トンで同119%。アソートは5Sまたは4S中心、浜値はキロ100円台前半で推移した。


掲載日:2018.11.05

沙留漁港 新上架施設が稼働

供用開始に向け、毛ガニ漁船で試運転が行われた新上架施設

 沙留漁協(横内武久組合長)が沙留漁港で建設を進めていた新上架施設が完成、11月上旬から稼働を始めた。1982年に供用開始した旧施設の老朽化に伴う更新で、クレーン式を採用。懸案だった上・下架作業の省力化と安全性の向上、維持・管理コストの軽減と併せ、7色に光る夜間照明などの機能も備え、漁業・漁港のイメージアップも期待されている。


掲載日:2018.11.05

歯舞漁協 「渚泊」誘致を推進

 歯舞漁協は農林水産省の「農山漁村振興交付金・農泊(渚泊)推進対策事業」を通じ、漁民泊や大手旅行会社との協業で旅行客の受け入れに注力している。交流人口の増加を図りつつ、地元で採取した海産物の認知度アップや消費拡大に結実させたい方針だ。


掲載日:2018.11.05

北海道こんぶDay 北大で開催

 昆布の魅力を発信する「北海道こんぶDay」が10月27日、札幌の北大総合博物館で開かれた。家族連れなど約550人が来場、銘柄別の「きき出汁体験」などさまざまな体験コーナーでコンブに触れ楽しんでいた。


掲載日:2018.11.05

北海道秋サケ5年魚、94年以降最少

 北海道の秋サケは、水産研究・教育機構北水研が9月末時点で推定した年齢別来遊数によると、2013年級の5年魚が1994年以降で一番少なく、2014年級の4年魚が全体に占める割合は最高となった。また、平均目廻りは1989年以降で最小に低下している。


掲載日:2018.11.05

オ海中部秋サケ終盤 常呂が健闘、以北不調

終盤に入った紋別漁協の水揚げ作業。小型化、単価安が響き金額は落ち込んでいる(10月31日、紋別港)

 北海道の秋サケ定置は、10月後半に入って根室海峡、斜網地区を中心に昨年より水揚げが伸びて昨年実績の5万768トンを超え、10月末で5万4500トン。11月漁次第で6万トンも見えてきたが、低水準は変わらず、浜間格差も存在している。


掲載日:2018.11.05

サロマ湖カキ出荷調整 放卵遅れで 高値傾向に反映

1年カキのむき作業。放卵が遅れ今後の身入りに期待がかかる(10月30日、浜佐呂間地区)

 サロマ湖3単協(湧別、佐呂間、常呂漁協)のカキ出荷が10月に始まった。主体の1年カキは放卵遅れが目立ち、大半の着業者が出荷調整を余儀なくされている。序盤の水揚げは湧別が6割減となったほか、佐呂間は1週間ほど遅い同月30日の初出荷。全体出荷量が少なく浜値は堅調。10月末までキロ2000円台を付けた。


掲載日:2018.11.05

雄武サケ缶3種 国分北海道が数量・秋限定生産

 大手食品卸・国分グループの国分北海道株式会社(札幌市)は、オホーツク雄武近海の秋サケを使用した「北海道雄武産鮭缶詰」3種を19日発売する。「北海道」命名150年記念商品として展開。各7200缶の数量限定で道内のみで販売。今年秋限定生産のプレミアム感も演出する。


掲載日:2018.11.05

函館市の仲卸、丸善川原水産 グッズ通し、魚を生活に+

マグカップやTシャツなどさかなを+(たし)なむグッズ

 函館市水産物地方卸売市場の仲卸、有限会社丸善川原水産(岩館清一社長、電話0138・27・5125)は、「プラスさかなプロジェクト」と銘打った水産物の普及活動を展開している。食材として直接消費を訴えるのではなく、「さかな」を題材にした生活グッズを通し、魚を日常の中に解け込ませ、存在自体に親しんでもらう新たな切り口。「さかなから生活を+(たし)なむ」コンセプトで魅力発信に臨んでいる。


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