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新聞記事

北海道一覧

掲載日:2025.10.13

ピチット+処理水、魚臭抑え身質良く

北海道物産展で好評を得て卸販売向けに打ち出したパック商品


 札幌市の株式会社ふじと屋(齋藤裕一社長、電話011・787・4155)は、食品脱水シート「ピチット」(オカモト株式会社製)を使った浸透圧脱水製法でふっくら食感に仕立てる干物商品を提供している。今年から北海道産イワシで酸化・腐敗・臭みの抑制効果を持つ魚介類専用処理水を組み合わせた商品も新規に打ち出し、催事販売で好調な売れ行きを見せている。「ピチピチ造り」(登録商標)と名付けた干物はピチットに包んで低温熟成。魚の余分な水分と生臭みを取り除き、うま味を凝縮する。味付けは塩と特製のイワシ魚醤(ぎょしょう)のみ。マホッケを売れ筋に、サバ、ソウハチ、ニシン、サンマ、イワシ、ソイ、コマイ、ハッカクなどの商品アイテムをそろえている。


掲載日:2025.10.13

鵡川ししゃも未来へ


 胆振管内のむかわ町は「未来につなぐ鵡川ししゃもプロジェクト」を始動し、町魚・シシャモの資源保全と地域の魅力発信に力を入れている。地域団体商標に認定されるなど地域産業を支える主要魚種の一つ「鵡川ししゃも」。近年は資源の減少により、漁獲量は20年が3トン、21年が1.4トンと減産し、休漁前の22年は64.6キロと過去最低を記録。鵡川漁協のシシャモこぎ網漁は、23年から3年連続で今季の出漁を見合わせた。同プロジェクト(PJT)を推進する町農業水産グループの担当者は「むかわ町のシシャモを幻の魚にしないために、まずは町民の意識醸成と再認識を図り、町の事業者や関係団体と連携して地域経済の活性化につなげていきたい」と話す。


掲載日:2025.10.13

落部漁協タコツブ高騰2000円台

高騰しているタコツブ(9月29日、落部漁港)


 落部漁協のツブかご漁は、マツブの代替として需要の高いエゾボラモドキ(タコツブ)などの浜値が堅調だ。他産地の減産で引き合いが強まっており、タコツブはキロ2千円台中盤まで高騰。アオツブも500円台と好値を付けている。


掲載日:2025.10.13

函館市場スルメイカ、陸送増え取扱伸長

函館市水産物地方卸売市場に並んだスルメイカ(7月)


 函館市水産物地方卸売市場の9月のスルメイカ取扱量(生鮮)が230トン(昨年同月比11倍)に上り、単月としては7年ぶりに200トンを超えた。椴法華沖の釣りや南かやべの定置などが好漁に恵まれたことで陸送が増え、取扱量を押し上げた。一方、前浜(津軽海峡)の釣りは船間差のある漁模様で、着業者は「マグロの影響も大きい」と指摘する。6月の取扱量はわずか10トンと過去最低の出足となったが、7月133トン、8月80トンと低水準ながら昨年同月を上回り9月はさらに増産。6~9月の累計は454トンに達し、2005年以降で2番目に少なかった昨年度実績(6~1月、400トン)を上回った。


掲載日:2025.10.13

福島吉岡促成昆布水揚げ順調に終了

夏場で収穫が終わり製品作りが進む促成(10月2日、福島地区)


 福島吉岡漁協の促成は8月で収穫作業が終了。各部会長は「シケによる脱落もなく、おおむね順調に揚がった」と振り返る。現在は製品作りが進行、のし昆布などに仕立てて出荷している。


掲載日:2025.10.13

北海道秋サケ空前の不漁ペース

盛漁期もペースが上がらない秋サケの荷揚げ(10月8日、石狩湾新港東ふ頭)


 北海道の秋サケ定置網漁は極度に低水準の水揚げで推移している。善戦地区もなく、全道的に不振の展開。前年比35%減の漁期前予測を下回る記録的凶漁の様相を呈し、浜値は高騰。卵需要のBメスが空前のキロ3千円台、オスの銀が千円台半ばを形成する浜も出てきている。昨年は全道の盛漁水準を支えたオホーツクの斜網地区や根室海峡の羅臼などが振るわず、日本海や大平洋も盛り上がりに欠け、10月に入って9日まで全道の日量千トン以上が皆無。道漁連の集計(速報値)によると、9日現在で前年同期比61%減の9673トンと10月上旬で1万トン割れの近年にない不振に見舞われている。


掲載日:2025.10.06

防災情報把握 迅速に、スマホ経由でサイレン鳴動

スマホなど情報端末と接続し防災情報配信時に鳴動する電子サイレン


 歯舞漁協(小倉啓一組合長)は防災情報伝達システムを導入し、コンブなど沿岸で操業する漁業者の安全安心を確保している。緊急地震速報や大津波警報といった全国瞬時警報システム(Jアラート)発報時に、漁業者が所持する情報端末(スマートフォンなど)とブルートゥース(近距離無線通信)で接続した船上の電子サイレンが吹鳴する仕組み。漁業者が波や風、エンジンなどの音に遮られず防災情報配信に素早く気づき、直ちに帰港・避難できる態勢を構築。防災・減災機能を有する組合施設と併せて、大規模災害に備えた対策を推進している。


掲載日:2025.10.06

渡島、本分散スタート


 渡島噴火湾で稚貝の本分散がスタートした。6単協(長万部・八雲町・落部・森・砂原・鹿部)のうち長万部を除く5単協が開始。場所によって空貝は見られるが、仮分散では例年以上に確保したこともあり、おおむね問題なく作業を進行。着業者は「サイズも数量もほぼ例年通り」と話し、分散作業を進めている。


掲載日:2025.10.06

北海道秋サケ9月、1万トン割れ


 北海道の秋サケ定置網は9月が7800トンと前代未聞の1万トン割れとなった。昨年は善戦した中期に期待がかかるが、10月も勢いがない滑り出し。浜値はメスが昨年より3~5割高、根室やオホーツクでは異例のキロ2100円以上に高騰している。道漁連の集計(速報値)によると、昨年は全道で2千トン台となった日曜休漁明けの9月29日が815トンと千トンにも届かず、9月は日量千トン超が23日(1280トン)の1回にとどまり、漁期前予測も下回っている。


掲載日:2025.10.06

線状降水帯災害 各地に爪痕、定置網損壊 打撃甚大


 北海道で初めて線状降水帯が発生した9月20日から21日にかけての豪雨・突風・高潮が漁業にも深刻な被害をもたらしている。道水産林務部が現在、各振興局を通じて被害状況を調査・集計中だが、盛漁期を迎えた定置網では使用不能となった漁場や操業継続が困難となった漁場も出ている。


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