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新聞記事

北海道一覧

掲載日:2020.05.25

マルタカ髙橋商店、知内にウニ加工施設完成

知内産を中心に扱うウニ加工施設


 (株)マルタカ髙橋商店(根室市、髙橋博社長)が道南・知内町に建設を進めていたウニ加工施設がこのほど完成した。不純物の混入を防ぐため各作業部屋を仕切るほか、耐熱・耐酸性に優れ強度が高い床材を採用するなど衛生面を重視したつくり。品質を保つ恒温高湿庫やコールドテーブルといった機器類も設備。知内産を中心に扱う新たな加工拠点として4月から稼働している。


掲載日:2020.05.25

丸鮮道場水産「半生」たらこ・めんたいこ新機軸

パッケージは明るい配色でソフトなイメージにデザイン


 鹿部町の(株)丸鮮道場水産(道場登志男社長、電話01372・7・2523)は、新食感の焼きたらこ・めんたいこを商品化した。表面はパリッと、中はしっとりした半生の焼き加減で、そのまま食べられるひと口サイズにカット。おつまみをはじめ弁当のおかず、おにぎりの具材などに使い勝手もよく、近海スケ子の新たな価値訴求に臨んでいる。


掲載日:2020.05.25

―エビ特集― 存在感放つ北海道産エビ


 北海道産のエビは量販店、飲食店で不動の人気商材として存在感を放っている。ブランド化の取り組みも進められ、近年はふるさと納税返礼品でも好評。各産地で開催される「えびまつり」は地元内外から大勢訪れる一大イベントとなり、浜の活性化をけん引している。
 北海道のエビ類資源はホッコクアカエビ、トヤマエビ、ホッカイエビなど複数種で構成。道水産林務部の集計によると、全体の漁獲量は3千㌧前後で推移していたが、2017、18年は2千㌧割れとなり、浜値は強含み。昨年も前年を若干下回った。


掲載日:2020.05.25

余市ムール、地元中心に浸透


 余市郡漁協や余市町、道総研中央水試などで構成する余市ムールガイ養殖研究協議会(会長=篠谷誠同漁協組合長)は15日に今季の水揚げを終えた。製品規格の殻長4センチ以上で昨年の2.5倍となる1.5トンを荷揚げ。地元鮮魚店や余市町役場などの関係団体に出荷の軸足を据え、試験出荷2年目は地元での存在感を広く浸透させた。


掲載日:2020.05.25

熊石・落部の試験養殖ニジマス近く初水揚げ


 ひやま漁協熊石支所と落部漁協で取り組んでいるトラウトサーモン(ニジマス)の試験養殖が順調だ。目標値に設定した1尾3キロの平均重量に近づいており、海水温が上昇する6月中の初水揚げを予定している。


掲載日:2020.05.25

貝殻さお前、6月1日解禁


 歯舞漁協は16日、コンブの生育・繁茂状況を調べる前浜の資源調査を実施、浅場中心に流氷被害が見られた。同漁協は調査結果などを参考に、21日に開いた理事会で貝殻さお前の解禁日を6月1日と決めた。
 資源調査は毎年、コンブ漁期前となる5月に実施。今年は友知から納沙布岬にかけての65地点で行い、採取したサンプルのコンブを計測した。
 調査に携わった漁業者は「陸側は氷で削られ白くなっており、平均的にコンブが若かった。ただ場所によってはコンブが生育してきたところもある」と話す。


掲載日:2020.05.25

オ海5単協で本操業開始


 オホーツク沿岸の本操業が宗谷、猿払村、頓別、雄武、紋別の5単協で始まった。宗谷は日産320トン前後、紋別は250トン前後の水揚げ。6月から全域で開始する。漁場造成は枝幸、沙留、網走が継続中。12単協合計の20日現在累計水揚量は4万8千トン余りとなった。歩留まりは7~8%台と低く、自然発生貝(天然貝)優先の水揚げで組成は小型傾向にある。


掲載日:2020.05.22

根室漁協の花咲貯氷・冷蔵第二工場が竣工

花咲地区に完成した貯氷・冷蔵第二工場


 根室漁協(大坂鉄夫組合長)が根室市花咲港地区で建設を進めていた花咲貯氷・冷蔵第二工場が竣工した。サンマ棒受網漁や秋サケ定置漁など操業の繁忙期に加え、ロシア水域のサケマス流網漁禁止に伴うホタテ漁場の新規造成、サバ・イワシ漁など新たな氷需要や保管機能のニーズに対応する新施設。6月から本格稼働し、漁獲物の円滑流通、魚価の向上につなげていく。


掲載日:2020.05.18

コロナ禍も何の 活動進化

刺身用に仕立てたニシン


 標津前浜で漁獲する水産物の魅力発信や6次産業化に挑む標津波心会(林強徳代表)の活動が飛躍している。昨年始まった東京の鮮魚店とのコラボや今後本腰を入れる地元での対面販売など、若手ならではの行動力を発揮。新型コロナウイルス感染拡大の逆境下でも旗印に掲げる前浜産鮮魚の普及や付加価値化に向け着実に歩みを進めている。


掲載日:2020.05.18

中国向け冷凍両貝、オ海卵付き一時的に成約


 オホーツク沿岸の漁場造成で水揚げされた卵付きの天然貝が、4月中旬以降、中国向けの冷凍両貝に仕向けられた。中国の状況について、加工筋は「工場再稼働後に北朝鮮産が輸入できず、仕事買いの側面もある。卵付きのオファーで一時的だった」と説明する。


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