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新聞記事

飲食店向け一覧

掲載日:2019.10.07

オ海北部ホタテ終盤、計画達成率86%

8月、頓別漁港でのホタテ荷揚げ作業


 終盤戦に入ったオホーツク海北部(宗谷、猿払村、頓別、枝幸漁協)の9月末水揚量は、漁場造成を含め11万9770トンとなった。計画達成率は86%。歩留まりは11~13%前後でアソートは2S・3Sまたは5S中心と二極化。浜値はキロ120円前後~170円前後と値幅が大きい。8~9月はシケにも悩まされたが、各組合とも順調な操業を続けている。


掲載日:2019.10.07

宮古市場ようやく初サンマ

宮古市場前岸壁でのサンマ初水揚げ


 岩手県の宮古市魚市場で2日、サンマの今季初水揚げがあった。公海漁獲の12トンが700~600円で落札。昨シーズンに比べ1か月余り遅れた水揚げで、サイズ組成は140グラム未満主体と小さかったが、価格は2倍。買受人の継続的な水揚げへの期待を強くうかがわせた。


掲載日:2019.10.07

シシャモ漁始まる

シシャモの選別作業(1日、鵡川漁港)


 鵡川漁協のシシャモ漁が1日に始まった。初水揚げは約2トン。低調だった昨年初日に比べ約17倍と順調な滑り出しとなったが、組成は小ぶり。同漁協は「まだ始まったばかり。昨年も2日目が約1.3トンで、今年が取り立てて多いわけではない」と話す。


掲載日:2019.10.07

噴火湾エビかご水揚げ上向かず

強含みの傾向にあるボタンエビ(9月30日、落部漁協市場)


 噴火湾のエビかご漁が上向かない。9月のボタンエビ水揚量は落部・森・砂原の3単協合わせ44トン。前年同期の4割に落ち込んでいる。同月中旬以降、1隻日量100キロに届かず、大半が中1~2日操業。薄漁を映し浜値は堅調だ。


掲載日:2019.09.30

道産昆布、オーストラリアに10月輸出へ

丸善納谷商店と道立工業技術センターが共同技術開発したヨウ素を制御した乾燥昆布


 【シドニー=鈴木亮平】(株)丸善納谷商店(函館市、納谷英雄社長)は10月、オーストラリアへ道産昆布の輸出を開始する。道立工業技術センター(函館市)と共同開発した新技術によって、同国が2010年に定めた厳しいヨウ素規制値をクリアした乾燥昆布で、日本産昆布の本格流通は約10年ぶり。9月中旬にシドニーで開かれた食品輸出商談会に出展、市場性を探るとともにうま味や活用法を紹介し手応えをつかんだ。道産昆布の新市場開拓・普及に向けて新たな一歩を踏み出す。


掲載日:2019.09.30

南半球最大の卸売市場、フィッシュマーケット

南半球最大規模の卸売魚市場「シドニーフィッシュマーケット」


 シドニーフィッシュマーケットは年間約1万3500トン、約500種の水産物を取り引き、南半球最大規模の卸売魚市場で世界第2位の取扱量を誇る。水産品の流通機能に加え、屋内には鮮魚店や飲食店も軒を連ね、地元客や観光客がすし、刺身のほか、フライなど調理したシーフードランチを楽しむ。


掲載日:2019.09.30

首都圏末端売場、サンマ売り場作りに苦心

平台で広いスペースも昨年より高値で提供しているサンマ売り場(首都圏量販店)


 サンマ漁が極度に不振のため、首都圏の量販店では売り場作りに苦心している。薄漁との予報である程度の覚悟を持って商戦入りしたが、9月中旬を過ぎても一度も盛り上がりを見せないまま10月を迎える気配に半ば諦めムードも。「今シーズンは全店での生刺身再開を目指したい」と掲げていた量販店も「このままではできない」と悔しさをにじませている。


掲載日:2019.09.30

宮城北部秋サケ来遊遅れか

薄漁スタートとなった刺網の秋サケ(25日、南三陸町市場)


 宮城県北部の秋サケ刺網が不漁の幕開けとなった。漁解禁の25日、南三陸町市場では46隻が1078キロを上場、昨シーズン初日の12%。大半の船が10尾前後のわずかな漁獲にとどまり、来遊が遅れている様子だ。


掲載日:2019.09.30

量販店の商戦動向

旬商材で訴求を図る秋サケ売り場


 北海道の秋サケ定置は一昨年、昨年に続いて9月漁は低調。温帯低気圧通過後日量ペースが上がり、盛り返しが注目される。一方、浜値はメスが根室海峡でキロ800円台と高値水準ながら、千円台に上昇した昨年に比べ冷静な価格形成。札幌市の量販店では極度に不振のサンマやイカに上向く兆しが見えない中、秋サケが頼みの綱。10月の盛漁、価格安定に期待をつないでいる。


掲載日:2019.09.30

道東サンマ厳しい操業続く


 道東のサンマ漁は、依然として上向く兆しが見えず厳しい操業を強いられている。漁業情報サービスセンター道東出張所の集計によると、9月20日現在の道東4港(花咲、浜中、厚岸、釧路)の数量(発泡除く)は前年同期比83%減の3220トン、1隻当たりで62%減の9.7トンと低迷。魚体も小型のままで、量販店は販売に苦戦している。


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