ヒラメの蓄養施設。水温調整して活力を保つ
利尻漁協のヒラメ一本釣漁は、活魚での高品質出荷に注力している。沖での水揚げは基本的にたもを使わないほか、漁協職員もゴム手袋を着けずに選別し魚体の擦れを徹底して防止。荷揚げも1隻ごと順番に行うなど鮮度保持にも力を入れる。主に東京・豊洲市場に流通。輸送距離の長さや離島のハンデを克服、荷受や仲卸、高級すし店などの評価は高く、東南アジアにも輸出されている。