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新聞記事

加工流通一覧

掲載日:2014.12.08

宮古水産物商業協同組合 イサダでさつま揚げ

新商品の「おきあみーと」と「桜鱒へしこ」

 岩手県宮古市の宮古水産物商業協同組合(島香尚組合長、電話0193・62・5061)は11月28日、商品開発したイサダ(ツノナシオキアミ)のさつま揚げとサクラマスのへしこ(ぬか漬け)のお披露目と試食会を宮古漁港のシートピアなあどで開催した。両品とも好評で、来春の販売開始に向け手応えを強くした。


掲載日:2014.12.01

白糠・東和食品 過熱蒸気焼成機を増設

焼き加減など柔軟に調整できる過熱蒸気焼成機

 鹿部町の(有)嘉楽(辻合明男社長、電話01372・7・3489)は、熟成と脱水を同時に最適に仕上げる製法を開発した。うま味成分が濃く、鮮度、歯応えも兼ね備えた刺身商材を目指した挑戦が結実。日高の秋サケブランド「銀聖」を皮切りに、他魚種に応用、商品化を進めていく。
 同社は、ニシン・数の子を主力にサケ・マス、いくら・すじこ・たらこ、刺身・とばなどを手掛け、年商117億円(平成26年3月期)を誇る。加えて、近年商品・販売戦略で力を入れているのが過熱蒸気による焼成商品だ。
 過熱蒸気は、100度で蒸発した飽和水蒸気をさらに加熱した高温の蒸気。食品に吹き付け加熱することで、従来のボイルや焼成に比べてうま味や栄養分を逃さずに調理が可能。色目や食感も向上する効果が試験研究機関の実証試験でも確認されている。


掲載日:2014.12.01

青魚缶詰、釧路産前面に/前浜水揚げ強みに

「釧路のいわし」=写真上=と「釧路のさば水煮」「旬鮮さんま水煮」

 (株)マルハニチロ北日本釧路工場(平野浩美工場長、電話0154・23・7421)は、サンマ、マサバ、マイワシの青魚缶詰で釧路産を前面に打ち出した商品を強化している。原料、製法など品質を高めた差別化商品で、首都圏の百貨店など高級志向の需要にアプローチしていく。
 マイワシでは昨年1月に販売を開始した「釧路のいわし」(味付・味噌煮各150グラム)で、ことしは150グラムアップの生原料を使って製造。冷凍原料に比べ食感良く仕上がるほか、生臭みがなくうま味がさらに引き立つという。缶のとじぶたを従来の銀色から金色に換え、高級感をアピールしている。


掲載日:2014.11.24

北とつながる富山の食文化

主力のカジキ昆布じめ刺身

 昆布消費量全国トップクラスの富山。北前船の寄港地として昆布文化が花開き、今もなお身近な食材として親しまれている。中でも、昆布じめは江戸時代中期からの長い歴史があり、郷土料理の代表格。「サス(カジキ)」が定番で、どのスーパーにも常に陳列、酒の肴やおかずとして日常的に食されている。昆布じめ刺身の草分けで、専門メーカーの株式会社かねみつ(富山県魚津市、金三津貢社長)を取材した。


掲載日:2014.11.24

鮮魚卸、青森・さ印さんりく北海道進出

白糠町に工場を構えた釧路支店

 青森市奥内に本社を構える鮮魚卸の株式会社さ印さんりく(阿部久会長)は、道東、道南・噴火湾に拠点を設け、マサバ、マイワシ、ブリなどを中心に北海道で水揚げされる鮮魚の販売に乗り出した。特に30年来扱っているマイワシへの思い入れは強く、漁業者、市場と連携、漁獲時や荷受時の鮮度保持など自社のノウハウを供与し、北海道産の付加価値向上に取り組む。


掲載日:2014.11.24

大船渡の鎌田水産 ふわとろめかぶ好評

大好評の鎌田水産の「ふわとろめかぶ」

 岩手県大船渡市の鎌田水産株式会社(鎌田仁社長)が製造販売している即席スープ「ふわとろめかぶ」は、フリーズドライで手軽に食べられる簡便さが受け、好評だ。全国に販路が広がっており、営業担当者は「年間販売目標は100万個」と意気込む。


掲載日:2014.11.24

大阪・浪花昆布茶本舗 白口浜真で昆布茶専門

浪花昆布茶本舗のアイデア商品(上)と湯を注いだ「寿茶」。寿の文字が浮かび上がる

 大阪府八尾市の有限会社浪花昆布茶本舗(大山喜隆社長)は、白口浜真昆布を原料にした昆布茶専門メーカー。人気の「昆布茶きざみ昆布入り」や「梅こぶ茶しそ葉入り」のほか、湯を注ぐと昆布を形抜きした「寿」の文字が浮かび上がる「寿茶」などアイデア商品も展開する。製造工場では衛生・品質管理を徹底。キッチンスペースを設置し、簡単レシピや新商品開発にも取り組んでいる。


掲載日:2014.11.17

落部の外崎さん 趣味高じて物産に

丘の駅で販売されている「薫たろう」シリーズ

 八雲町東野でヤマト外崎水産を営む落部漁協の外崎正廣さんは、前浜産のホタテ、タコ、ツブなどで燻製などの加工品作りに励んでいる。ことしから八雲町情報交流物産館「丘の駅」で本格的に販売を開始。「商品として買ってもらえるのがうれしい」と笑顔を見せる。


掲載日:2014.11.10

鹿部・道場水産 噴火湾産訴求へ たらこ燻製風味

たらこ、燻製両メーカーのコラボで誕生した「燻製たらこ」

 鹿部町のたらこメーカー・株式会社丸鮮道場水産(道場登社長、電話01372・7・2523)は、鹿部・噴火湾産を使った「燻製たらこ」を商品化した。岩見沢市の燻製メーカー「市川燻製屋本舗」と共同開発。新機軸のたらこで噴火湾産のおいしさを訴求していく。


掲載日:2014.11.10

震災3年目からの水産加工業の復興と課題

 国産魚促進・水産加工機械資材協議会が主催する復興支援シンポジウム「震災3年目からの水産加工業の復興と課題」が10月31日、宮城県塩竈市の宮城県トラック協会塩釜輸送サービスセンター会議室で開かれた。水産加工や復興支援の専門家5人が復興活動や支援政策、助成計画、最先端研究による省力化対策への取り組み事例を紹介した。


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