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新聞記事

東北北陸一覧

掲載日:2021.05.31

FJが仙台空港に「ふぃっしゃーまん亭」出店

ターミナルビル2階に4月12日オープン。コロナ対策で仕切り板を設置


 宮城県内の若手水産事業者らでつくる一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン(FJ、石巻市、阿部勝太代表理事)は、仙台空港(名取市、岩沼市)に三陸産のカキと海鮮丼の店「ふぃっしゃーまん亭」を開いた。水産養殖管理協議会(ASC)や海洋管理協議会(MSC)の国際認証を取得した県産水産物を使用。水産資源の保護など持続可能な漁業で生産された「サステナブル・シーフード」の発信に力を入れる。


掲載日:2021.05.31

ゼネラル・オイスターが大槌の工場で受託生産

大槌町の安渡地区にある「牡蠣ノ星」外観


 株式会社ゼネラル・オイスターは岩手県大槌町にある加工場「牡蠣ノ星」で新規に受託生産を実施、これまでのカキ加工品から裾野を広げ、その他の原料も取り込んだ水産品全般の生産に着手する。コロナ禍で主力業態の外食事業が苦戦を強いられる中、新たな収益源を確保するものとして活路を見いだしていく。


掲載日:2021.05.24

青森市漁協、職員が活じめで魚価安打開に挑戦


 青森市漁協は、鮮魚の魚価安に歯止めをかけようと職員が活じめに取り組み、東京豊洲市場への出荷も試みた。「昨秋にマダイで試験的に始めた。活じめや梱包に試行錯誤を重ね、少しでも魚価に反映させたい」と白川佑生業務課長代理。今年は保冷車も購入し鮮度向上に努める。


掲載日:2021.05.24

理研食品、陸前高田で陸上養殖スジアオノリを10月生産開始

陸上養殖施設「陸前高田ベース」の完成イメージ


 海藻関連製品の製造や研究開発を手掛ける理研食品株式会社(宮城県多賀城市、渡辺博信社長)は10月、青のりの原料となるスジアオノリの陸上養殖を岩手県陸前高田市で開始する。年間生産量の目標は2025年度までに青のり類の乾燥品10トン。まずは年5トンの生産と、生産ノウハウの確立を図る。東日本大震災からの復興に歩む地域の産業振興への貢献も目指す。


掲載日:2021.05.24

岩手塩蔵コンブ初入札、品薄感で1割高スタート

入札前に品質を確かめる買受人


 岩手県産養殖コンブの湯通し塩蔵製品の今季初入札会が18日、大船渡市の県漁連南部支所であった。主力の長切1等の平均単価は10キロ約3千円と、前年同期を1割ほど上回る高値スタートとなった。昨季の大減産に伴う品不足感が買受人の確保意欲を促したとみられる。


掲載日:2021.05.17

省エネ効果抜群のLED作業灯

今春発売の「DECKLIGHT」


 照明機器専門メーカー・江東電気株式会社(東京都台東区)は、船舶用のバラストレス水銀灯代替LED「DECKLIGHT」(デッキライト)を開発し、3月末に販売開始した。船舶ノイズに対応し、64ワットの低消費電力で水銀灯750ワット相当の照度を実現、省エネ効果が格段にアップした。設置第1号となる砂原漁協のホタテ養殖漁業者・本島明仁さんは「従来のLEDと比較しても明るさが段違い。低燃費なのに広範囲を照らしてくれる」と声を弾ませる。


掲載日:2021.05.17

波座物産気仙沼工場、イカ塩辛を自販機で販売

自社工場の門前に設置した自販機


 株式会社波座物産(本社・川崎市多摩区、朝田長兵衛社長、電話044・922・2272)は、宮城県気仙沼市の気仙沼工場前でイカの塩辛の自動販売機を稼働させた。工場で製造する出来たての塩辛の瓶詰が、冷蔵の状態で24時間いつでも購入できる。新型コロナウイルスの感染拡大が続き非接触や非対面サービスへの需要が高まるなか、新たな販売手法として注目を集めそうだ。


掲載日:2021.05.17

田老町間引きウニ蓄養順調

端材ワカメなどで身入りが向上した蓄養ウニ


 岩手県宮古市の田老町漁協(小林昭榮組合長)は、海の磯焼けで身入りが悪いウニを間引きして陸上蓄養する実証事業を進めている。昨冬から約3カ月半、照明を当てながら端材ワカメなどを与えたところ、可食部分の生殖巣の割合が7倍に増えた。漁場の環境改善を図りながら、新たな出荷モデルを構築して漁業者の収入アップを目指す。


掲載日:2021.05.17

野辺地町トゲクリガニ好調、高値基調

好漁となったトゲクリガニ(5月12日)


 野辺地町漁協のトゲクリガニは、4月~5月頭の盛漁期に日量1トンと好調だった。浜値はオス・メスともキロ千円台中盤と堅調に推移。水揚量・金額ともに大きく伸長した。大型連休明けはやや低調な水揚げ。休み明けの需要減で浜値も安値基調だが「それでも例年より高い。今年はカニに助けられた」と着業者。水揚げは終盤戦に入っており、最後の追い込みをかける。


掲載日:2021.05.17

陸奥湾半成貝水揚げ最盛期

ザブトンかごから取り出す半成貝(5月11日、奥内漁港)


 青森県陸奥湾で半成貝の水揚げが最盛期に入った。今年の成育はやや小ぶりで、へい死が見られる地区もあることから、全体計画は減産見通し。5月11~27日の上場数量は西湾中心に9120トン。外ケ浜漁協蟹田、蓬田村漁協、平内町漁協小湊は同期間中に千トンを予定している。


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