道漁連(川崎一好会長)は「強い北海道漁業の確立」「グローバル戦略の進化と成長」を掲げる中期計画の2年目にあたり、海外市場の拡充を、従来の国内需給調整にとどまらない位置付けとする一方で、輸出主導型の高値形成や減産により縮小傾向にある国内市場の堅持と需要回復に取り組む。
道ほたて漁業振興協会(阿部滋会長)は本年度、国内消費の底上げに向けた対策とともに、海外での販促を強化。生鮮、冷凍、干貝柱の商材別と米国、EU、東南アジア諸国などエリア別の方針を具体的に策定し、さまざまな媒体や空間を有効に活用する。18日、通常総会で決めた。
株式会社帝国データバンク釧路支店が集計した2014年の道内水産加工業売上高ランキングによると、釧路市の株式会社マルサ笹谷商店が前年の3位から4年ぶりに1位となった。また、上位100社の売上高合計は、2004年の調査開始以降で最高額だった。
アカガレイの活じめ神経抜きに取り組む落部漁協のカレイ刺網漁業者・舘岡勇樹さんは、鮮魚の卸販売業を立ち上げ関東・関西圏を中心に独自の販売ルートを確立している。ことし5月には自前倉庫を改築して加工場を整備し、道の「魚介類・そうざい販売業許可」を取得。6次産業化のスタートラインに立った。
八雲町漁協の小定置でソウハチの水揚げがまとまった。3、4日は日産各18トン、5日は10トンと急伸。好漁持続に着業者の期待が高まっている。
歯舞、落石、根室の3漁協が操業する貝殻さお前コンブ漁が1日にスタート、珸瑶瑁など各漁港に水揚げされ、浜が活気づいている=写真。12日現在6回操業。低調だった昨年に比べ品質・着生状況ともに良好な様子で「最高日産は8駄。浜に干しきれなかった」という着業者も。近年は低調な水揚げで推移したため「ことしこそは」と気合い十分で、「昨年の3倍は採りたい」と力を込める。
噴火湾8単協(室蘭・いぶり噴火湾・長万部・八雲町・落部・森・砂原・鹿部)で組織する噴火湾ホタテ生産振興協議会(会長・大林弘志八雲町漁協組合長)は耳づりをイメージしたホタテのロゴを作成しブランド化を目指す。来年3月の北海道新幹線開業を見据え沿線道路8カ所に看板を設置し、バスなどで移動する観光客にアピールする狙いだ。
ウトロ漁協の相原晋一うに漁業部会長が手掛ける塩ウニが人気だ。従来は生ウニを出荷していたが、2年前から塩ウニに切り替えた。道の駅「うとろ・シリエトク」の漁協直売店「ごっこや」で販売されている。
根室市水産研究所はことし、ホッカイシマエビの種苗生産を開始した。5月下旬に親エビを確保し、6月頭にまとまってふ化。今後は体長3センチほどに成長させ放流する計画だ。放流後に追跡調査するための標識技術の開発も同時に進める。工藤良二水産指導主査は「共食いなどもあり尾数は減る。ことしはどの程度の数を生産できるか見極めたい」とし、今後に向けての状況把握に努める。
オホーツク海のけた引漁本操業は北部に続いて南部でも紋別、佐呂間、常呂の3単協を皮切りに始まった。値決め交渉も全域で順次スタート。佐呂間・常呂の初回は昨年より63円高のキロ193円、頓別は54円高の192円と高騰。枝幸は造成分で210円を付けており、大幅な減産計画が高水準の一因とみられる。