寿都町と島牧の両漁協で6月末からスルメイカが上向いている。組成は3分の2がバラ。1隻平均100~200箱、日によって300箱を水揚げする船もあった。
寿都町漁協の木村静雄イカ釣り部会長は「6月に獲れだすのは、ここ数年では珍しく早い。松前沖でまとまらなかった分、北上が早かったのでは」と話す。
厚岸漁協の直売店は、平成12年の移転新装から15周年を迎えた。地元・近隣住民を中心に利用が定着。加えて、ネット販売や催事販売の相乗効果で地元外にも浸透し、売上高は毎年右肩上がり。12年の3億円から昨年で4倍まで伸長している。
黒部市生地にある㈱四十物昆布(四十物直之社長)は昭和24年(1949年)に創業、とろろなど昆布製品の加工販売が中心で、生地本店のほか百貨店「大和(Daiwa)」の富山・高岡両店にも直営店を構える。原藻卸も手掛け、主力の羅臼天然は世界一のレストランといわれる「noma(ノーマ)」(デンマーク)にも卸す。
根室湾中部漁協の一部のカキ養殖業者は、自作の回転ブラシを使って貝の付着物を除去、殻付きカキの高品質出荷に努めている。市販の清掃用トーロンブラシ(ナイロン)をシャフトに固定、モーターで回転させる仕組みで、貝を一つひとつブラシに当てて汚れを落とす。手作業に比べ除去能力は抜群で、仕上がりがきれい。洗浄できる個数も倍となり、作業の効率化にもつながっている。
道東沖で近年、自由操業のイワシたもすくい漁が行われている。10トン未満のサンマ棒受船などにイワシ専用の集魚灯やたもを装備して操業。水揚げは少なく、浜値はキロ千円前後に付いている。
釧路管内のさお前コンブは、総体的に長さなど生育面が良好で、着業者らは「近年にないくらい良い」と手応えを感じている。26日現在で釧路市東部、厚岸、散布の3漁協が計画日程を消化し終漁した。
スーパーなど道外の流通業者が道内産地を回り、原料発掘から商品開発まで行う手法で道産商材を調達、商品力の強化に動いている。産地と末端売り場の動向を熟知した専門家がコーディネート。道内加工メーカーも末端との直接取引、本州マーケットへの販売拡大の窓口として着目、商品提案に臨んでいる。
浜中漁協のツブかご漁は、水深の深い漁場でマツブ狙いの船と、それより浅いところで毛ツブ中心に揚げる船とに分かれる。同漁協市場のまとめによると、数量はマ、毛、灯台いずれも前年同期を上回っている。
常呂漁協の外海カレイ刺網漁は、低調な水揚げだが昨年よりマガレイの割合が多く、一回り大きいサイズが主体だ。浜値は大でキロ400円台の好値を付けている。
根室海峡5単協共同海区と野付単有の操業が6月12日までに終漁し、野付漁協の水揚金額は過去最高の85億8000万円となった。前年同期比で92%の増。ハシリから活貝中心に輸出が好調で終盤には一時、キロ500円台を突破。同13%増の2万5600トンを水揚げ。