日高中央漁協のタコ漁業者は、活ダコを投入しやすいよう、開口状態でネット袋を装着できる円すい台の鉄枠を使用している=写真。作業の迅速化に加え、タコへのダメージも少なく、鮮度保持につながっている。
斜里第一漁協は本年度、斜里漁港の荷捌施設の建て替えに着手する。老朽化の解消と併せて、衛生管理型に整備。平成29年春に着工、30年3月の完成を計画している。
枝幸漁協の問牧地区で小定置に着業する海老名公文さん(第八十八共進丸=13トン)は、近年増加しているトド被害を減らすため、ことしから軽減対策に取り組んでいる。
えりも漁協冬島地区の冬島ナマコ部会(千葉毅彦部会長、12人)は資源管理に力を入れている。漁獲対象を150グラム以上の大型に設定。資源調査を基に操業体制の見直しなども実施し、漁獲圧軽減を図っている。
羅臼漁協でナマコ潜水漁が23日にスタートした。初日の水揚げは「例年に比べ若干少なめ」と松浦利彦潜水漁業部会長。浜値はキロ5000円強で昨年を1000円ほど下回った。
「超速鮮魚(登録商標)」と銘打って鮮魚の流通革命に乗り出している水産卸のCSN地方創生ネットワーク株式会社(東京都大田区、野本良平社長)。羽田空港内に仕分け・加工施設を構え、全国の生産者とネットワークを結び、水揚げから24時間以内に東京都内など首都圏の飲食店やスーパーなどに鮮魚を届ける。北海道でも紋別市に支店を開設し、仕入れ、販売の拡大に着手。5月から個人向け販売もスタートした。
えりも漁協の春定置は、トキサケ、サクラマスが好調な滑り出しを見せている。「例年より2週間ほど早く量がまとまっている」と着業者。ただ、組成は小型に傾斜、単価は安値基調だ。
広尾漁協の太平洋サケ・マス流網は不漁年だった昨年より水揚げを伸ばしているが、シケが多く満度に操業できていない。3隻が5月に操業を開始した。16日はトキサケ1.6トン、サクラマス2.2トンを水揚げ。昨年皆無だった本マスの水揚げが回復傾向を見せる。
ことしのオホーツク海けた引は、北部で高かった歩留まりが南部でも上がり始め、全域で高歩留まりになるものとみられる。本操業は大半が6月以降。計画量は過去最低水準の18万トンを試算している。
斜里第一漁協のホッキ部会(佐々木則夫部会長)は、産卵母貝の放流で資源造成に取り組んでいる。太平洋から成貝を購入し、禁漁区に放流。ことしで3年目。標識を付けて追跡調査も実施しており、当面5カ年をめどに継続していく計画。