日高産ミツイシを原料に各種昆布製品を製造販売する、みついし昆布株式会社(新ひだか町、磯貝節社長、電話0146・33・2006)は、昨年から「みついし塩こんぶ」(20グラム)を店頭販売、お茶漬けやおにぎり、漬け物、サラダ、炒め物など幅広く活用でき好評を得ている。
日本昆布協会(田村満則会長)はこのほど、和食とだしについてのアンケートを実施した。それによると和食のユネスコ無形文化遺産登録は大半が「知っている」「うれしい」と回答、関心の高さがうかがえた一方で、普段使う「だし」は粉末・顆粒だし(かつお節)が最も多く、昆布は2番手。昆布に含まれる「うま味」が第5の味覚という認識も4割強にとどまった。
気仙沼市の株式会社阿部長商店(阿部泰浩社長、電話0226・22・6666)は、新商品開発に積極的に取り組んでおり、2月から同社グループ会社より欧州風風味の新商品スペインバル「ajillo×アヒージョ」シリーズの3種を全国販売する。昨年よりグループ各社の店舗などで試験販売して好評なことから、全国展開となった。
マダラは、活じめ出荷も増えている。荷受の推進活動に加え、価格評価も得て手掛ける生産者が道内各地に拡大。札幌市場への入荷は数量、金額とも年々着実に伸びている。
マダラの活じめは、平成16年にカネシメが生産者、荷主と連携して開始。翌年からマルスイも取り組んで、歯舞・昆布森・根室湾中部など道東をはじめ、日高・松前・ひやま・標津など道内各地に広がった。
「船上一本じめ」と銘打って、船上で生きているうちに血抜き・即殺処理した活じめ鮮魚のブランド化に取り組む標津町、標津漁協は17日、札幌市でマダラを使ったさばき方講習会を開いた。「身色がきれい」「生臭みがない」など「活じめ」の良さを消費者に体感してもらい、需要を喚起した。
1月中旬に始まった道南の松前さくら、福島吉岡両漁協のヤリイカ漁は、シケで思うように出漁できず、苦戦の出足だ。例年の盛漁期が4~5月のため、関係者は漁本格化を待ち望んでいる。
「孝子屋」ブランドでたらこ・いくら・タコなどの加工品を商品展開する増毛町のぐるめ食品株式会社(村井良泰社長、0164・53・1213)が地元の直売所での飲食提供用に開発した「やわらか蛸めし弁当」。三越札幌店のバイヤーの目にとまり、昨年から札幌へ進出、物産展で好評を得ている。
毎年200万人以上が訪れる「さっぽろ雪まつり」。最近は「末端への吸い込みがいまひとつ」「毛ガニなどの浜値にあまり恩恵がなくなった」。水産物の需要動向に対し、浜や流通筋からそんな声も聞かれる。水産新聞社では雪まつりに来道した道外観光客100人に聞き取り調査を実施。結果は、「楽しみにしていた食べ物」で、すしや海鮮丼を含めた「海産物」が他を圧倒。北海道の観光資源としてブランド力は健在だった。
根室市の㈱マルタカ高橋商店(高橋博代表取締役)の、サンマの魚醤を使った「味付けつぶ」が販売を伸ばしている。ことしから東京都内の道産品アンテナショップでも定番品として扱われる。
岩手県山田町の株式会社五篤丸水産(電話0193・86・2188)は、山田産のいくらやホタテ、めかぶをふんだんに盛り込んだ新商品「オランダ島漬け」を、2月に発売した。盛岡市の大手老舗百貨店・株式会社川徳と連携して開発した新商品。今後、販路開拓を積極的に行い、全国に「山田の海の味」をアピールしていきたい意向だ。