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新聞記事

一般向け一覧

掲載日:2014.11.10

渡島噴火湾 盛漁期入り

盛漁期の伸びに期待がかかる八雲町漁協の荷揚げ(5日、八雲漁港)

 北海道の秋サケは4日でようやく10万トン台に乗せた。日本海では終漁、釧勝地区では1日置きの操業に移っている漁協もあり日量は下降傾向。今季実績は10万トン台が濃厚になりつつあるが、今後の上積みは、根室海峡や日高、オホーツクの最終盤に加え、後期群が厚い胆振、噴火湾、道南の伸びが焦点となる。


掲載日:2014.11.03

大船渡6次連携グループ始動 特産カキメーンにブランド化へ

 岩手県大船渡市特産のカキをメーンに海産物のブランド化を図ろうと、カキ生産者や水産加工業者、飲食、観光関連の4者による「大船渡6次連携ブランド開発グループ」が発足した。新商品開発、大船渡湾内での「カキ尽くし屋形船」の運航などの取り組みを計画しており、「復興応援・キリン絆プロジェクト」が3千万円を支援。29日に事業発表や贈呈式が行われた。


掲載日:2014.11.03

日高中央漁協柵山水産 前浜産を加工販売

多彩な加工品が好評

 日高中央漁協所属の柵山漁業部(柵山正男代表)は40年ほど前に有限会社柵山水産(浦河町月寒)を立ち上げ、加工品の小口販売を行っている。原料は市場から一部仕入れているが、自営船・第28漁運丸で漁獲した前浜産を原則使用。鮮度の良さを生かした商品が評判を呼び、口コミで固定客を広げている。


掲載日:2014.11.03

ストップ・ザ・密漁 アワビ・ナマコ多発

密漁で資源が気がかりな震災被災地のアワビ

 アワビやナマコなどの密漁が後を絶たない。平成20年に罰則が強化され、21年からは築地など東日本の多くの消費地卸売市場で密漁物の流通を防ぐ仕組みが整ったが、根絶にはほど遠い状況だ。組織化や巧妙化に加え、大震災の影響も指摘されている。産地では一層の罰則強化、密漁防止活動に係る補助事業復活を望んでいる。


掲載日:2014.11.03

カキ オホーツク各地でシーズン入り

水揚げされた1年カキ

 オホーツク管内のカキ水揚げシーズンが到来した。サロマ湖では10月上旬に出荷を開始した湧別、常呂漁協に加え、佐呂間漁協も中旬にスタート。小型サイズだが身入りは徐々に上向いており、11月中旬ごろから本格化。網走漁協の藻琴湖産は12月から出荷が始まる。


掲載日:2014.10.27

上磯煮干し、1世紀余の歴史 イワシを伝統製法で

上磯の煮干し天日乾燥

 上磯郡漁協上磯支所の定置業者は、9月から煮干しを生産している。その歴史は100年以上と古く「今から思えば6次産業化のはしり」という着業者も。カタクチイワシが主な原料で、釜で煮る温度や乾燥が品質を左右する伝統製法。今季も注文が殺到するなど人気を集めている。


掲載日:2014.10.27

岩手・久慈 イカを活じめ出荷 ブランド化へ鮮度追求

活じめは胴体を押さえ、胴体と内臓部の間にイカ活チャ器を挿し込む

 岩手県久慈市の久慈市場に水揚げするイカ釣船は17日、活じめスルメイカのテスト出荷を開始した。「イカ活チャ器」を使って沖で活じめし、発泡箱に「パウダースノー」を入れ10尾ずつ収容して高鮮度を追求、維持。漁獲量、金額が減る中、ブランド化でカバーを狙う。地元や首都圏で販売され好評を得た。


掲載日:2014.10.27

量販店の鍋商戦加速 冷え込み早く

冬本番に向けて需要期を迎えた鍋商材(札幌市内スーパー)

 北海道内で鍋商戦が活発化している。今秋は気温の低下が早く、量販店ではここ3年の中で半月ほど前倒しでコーナーを開設。近年人気の塩味などスープの品揃えをはじめ、『ちょっとぜいたく』、健康志向などの消費者ニーズをとらえ、インストアパックで高級食材入りやコラーゲン入りなどセット物の差別化商品も展開、購買意欲の喚起を図っている。


掲載日:2014.10.27

大正創業の志那河屋(名古屋) 自家製つくだ煮が人気

老舗昆布専門店「志那河屋」

 名古屋市の大須商店街万松寺通りにある合資会社志那河屋(品川常吉社長)は、大正半ば創業の名古屋では数少ない昆布専門店。白口浜天然真昆布を原料に時間をかけて煮る自家製つくだ煮と、昭和初期から製造する酢昆布「鯱こんぶ」が看板商品だ。


掲載日:2014.10.27

戸井の一本釣ブリ 活じめを背骨切断法に

新手法の背骨切断で活じめしたブリ(18日、戸井漁協)

 一本釣ブリの船上活じめでブランド化に取り組む戸井漁協は、従来のえら切りに代わって新たに背骨切断を導入、品質向上を図った。着業者は「身はきれいな赤ピンク色を長く保つ」と自信を持つ。


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