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新聞記事

飲食店向け一覧

掲載日:2019.10.07

オ海西部サケ、低水準も底打ち基調

4年ぶりの増産となる枝幸漁協の秋サケ選別作業(1日、枝幸港)


 オホーツク・西部地区は全道的には伸び悩む中、昨年まで3年連続の減産基調を脱するペースで推移している。ただ、昨年が3割減の大幅減産で、今年も水準は低く、漁場間で明暗も分かれている。一方、浜値が下方修正され、金額の確保は単価の落ち込みを補う水揚げの伸びに委ねられている。


掲載日:2019.10.07

スケソ刺網、滑り出し上々

初日は良型が多かったスケソの荷揚げ作業(2日、登別漁港)


 道南太平洋のスケソ刺網が1日開幕した。シケの影響なく、2日に初水揚げ。胆振は深み、渡島は浅みでそれぞれ群れが厚く順調な滑り出し。魚体も4~5年魚主体と大型で、両管内の着業者は初日の漁況に好感触。漁が切れず、卵の熟度が増す冬場も好漁が持続するかが今後の焦点となる。一方、増産を背景に浜値は昨年を割り込む形でスタートした。


掲載日:2019.10.07

岩手カキ、身入り遅れも高値

大船渡市漁協赤崎支所の殻付き(清水地区)


 岩手県産カキの水揚げが9月末、東京・豊洲など首都圏市場の販売に合わせ活発化した。昨シーズンに比べ、多くの浜で放卵が遅れ気味、進んだ浜でも身入り回復が遅れている。だが、1日の豊洲市場のむき身初売りでは小友産の大サイズ5万~4万5千円(10キロ値)など昨シーズンを上回る浜が相次いだ。殻付きは出荷産地が限られ、赤崎産の受注が好調スタート。


掲載日:2019.10.07

道漁連コンブ生産見込み過去最低に


 道漁連は、8月末時点での本年度道産コンブ生産見込みを1万2710トンとした。6月末に示したものから1000トン下方修正。2017年度実績の1万3260トンを下回り過去最低となる見通し。
 昨年度実績比で16%減、過去10年平均(2009~18年度)と比べると23%下回る。


掲載日:2019.10.07

オホーツク海建マス記録的不漁


 オホーツク海の建マス(カラフトマス)は記録的不漁となった。1999年以降続いていた奇数年豊漁・偶数年不漁の周期が入れ替わって今年は不漁年となるが、主産地・オホーツク管内が9月末現在で1200トン台と、平成以降最低だった一昨年をさらに下回り、昭和50年代の水準に落ち込んでいる。根室管内も昨年の2割と激減、宗谷管内は8割。浜値は昨年並みで、金額も昨年を大きく割り込んでいる。


掲載日:2019.10.07

岩手産コンブ繁茂好転、天然干し100トン超えへ

生産者に笑顔が見られる天然コンブの天日干し作業(1日、重茂漁協の音部地区)


 岩手県産天然干しコンブの今季生産が100トンを超えそうだ。過去3カ年は著しい繁茂不足で25~30トン程度の大減産が続いたが、今季は生産量の多い宮古地区の重茂、田老町両漁協の開口が好調。「まだ採れる。近年にないくらいいい」との声が聞かれる。高値が予想されることもあり、生産者の表情は明るい。


掲載日:2019.10.07

首都圏飲食店で福島県産鮮魚PR

当日提供された盛り合わせ


 福島県と福島県漁連は、首都圏の飲食店25店舗で県産水産物が食べられる「ふくしま常磐ものフェア」を10月1~15日と11月1~15日の全30日間開催する。県産品をPRし、販路と消費拡大を図る「福島県産水産物競争力強化支援事業」の一環。首都圏飲食店でのフェア開催は初。


掲載日:2019.10.07

オ海北部ホタテ終盤、計画達成率86%

8月、頓別漁港でのホタテ荷揚げ作業


 終盤戦に入ったオホーツク海北部(宗谷、猿払村、頓別、枝幸漁協)の9月末水揚量は、漁場造成を含め11万9770トンとなった。計画達成率は86%。歩留まりは11~13%前後でアソートは2S・3Sまたは5S中心と二極化。浜値はキロ120円前後~170円前後と値幅が大きい。8~9月はシケにも悩まされたが、各組合とも順調な操業を続けている。


掲載日:2019.10.07

宮古市場ようやく初サンマ

宮古市場前岸壁でのサンマ初水揚げ


 岩手県の宮古市魚市場で2日、サンマの今季初水揚げがあった。公海漁獲の12トンが700~600円で落札。昨シーズンに比べ1か月余り遅れた水揚げで、サイズ組成は140グラム未満主体と小さかったが、価格は2倍。買受人の継続的な水揚げへの期待を強くうかがわせた。


掲載日:2019.10.07

シシャモ漁始まる

シシャモの選別作業(1日、鵡川漁港)


 鵡川漁協のシシャモ漁が1日に始まった。初水揚げは約2トン。低調だった昨年初日に比べ約17倍と順調な滑り出しとなったが、組成は小ぶり。同漁協は「まだ始まったばかり。昨年も2日目が約1.3トンで、今年が取り立てて多いわけではない」と話す。


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