オホーツク海南部(雄武・沙留・紋別・湧別・佐呂間・常呂・網走・西網走)で漁場造成を進めている8単協は、10日現在で計画の3割程度を水揚げ。歩留まりは大半が7%台と例年並みで、サイズは昨年より若干小ぶりだ。
【ソウル=松本名司】韓国最大の水産物展示会「ソウル国際シーフードショー2016」が6~8日、ソウル市内のイベント会場・COEX(コエックス)で開催された。21カ国から150の企業・団体が出展。会場には1万人を超える業界関係者が来場した。
別海漁協のホッキけた引は順調だ。支障となる流氷がなく、昨年12月から造成区で操業。3月下旬には黒ホッキの水揚げが始まった。浜値は3月の300円台から、4月に入って400円台に上昇し、着業者は好値維持に期待している。
一般社団法人日本食品機械工業会(林孝司会長)は6月7~10日、アジア最大級の食品機械・技術の総合トレードショー「FOOMA JAPAN 2016(国際食品工業展)」を東京ビッグサイトで開催する。
利尻漁協のナマコは、3月末現在で前年同期比3割減の水揚げ。佐々木修鴛泊地区、伊藤嘉(よしみ)仙法志地区の両ナマコ部会長は「シケが多く満足な操業ができないでいる」と嘆く。浜値も下げ基調で金額は伸び悩んでいる。
枝幸町の海洋食品株式会社(三國浩司社長、0163・62・3731)は、前浜・枝幸産の生原料で製造するサケ缶詰を差別化商品に位置付けていく。初年の昨年に個人客のリピーターをつかんだほか、ことしは協同購入の食材宅配、百貨店の通販に採用され、増産を計画している。
利尻漁協の今季の天然は地区によって繁茂状況にばらつきがあるようだ。同漁協は「仙法志は繁茂良好で鬼脇もまずまず。一方で、鴛泊や沓形は芳しくない」と説明する。
養殖も地区で状況が異なる。鴛泊と沓形は順調に推移している一方で、仙法志と鬼脇が昨年生産を大きく下回る見通しだ。
三陸ワカメのボイル塩蔵は出荷盛期も高騰が続いている。直近の入札で、岩手県は重茂産抜1(芯抜き1等)の高値2万2123円など一段高、中芯まで軒並み例年の2倍前後に上がった。宮城県では下げもあり今季初めて修正気配をみせたが、外(外洋系)抜1は1万5000円以上、中芯は大半が5000円を超え過去最高を更新した。
宮城県の養殖ギンザケは水揚げが徐々に増え、2季目を迎える活じめの評価が注目、期待されるが、入札では野じめとの価格差がまだ出ていない。重量か尾数の3分の1以上の活じめは国の「がんばる養殖復興支援事業」の要件。価格向上の活路とされるが、生産者に徒労感が深まっていきそうだ。