えさん漁協尻岸内地区の一本釣り漁業者と、函館市の水産加工・株式会社山大(小林繁孝社長)が連携し、津軽海峡で水揚げされる2キロ以上のサクラマスを「鱒王(まおう)バオバオ」と名付け、ブランド化に乗り出している。漁業者が船上で活じめし、山大が液体窒素凍結で生食商材を製造。業務筋、催事販売などの需要開拓を進めている。
岩手県山田町でスーパーマーケットを展開する、びはん株式会社は同町中央町に工場を新設、8月の完成を目指している。水産加工品をメーンに生産する。既存の施設に比べて衛生度が格段に向上、製造能力も引き上げる。店舗向けのほか、外販にも力を注ぐ。
珍味メーカー・株式会社三豊(本社・東京、塩田康就社長)の函館工場(北斗市、電話0138・73・5501)は、がごめ昆布、ホッキ、カキなど地元の北斗・道南で獲れる魚介類を使った商品開発に力を入れている。3月26日に開業した北海道新幹線の新函館北斗駅構内にある北斗市のアンテナショップで観光客らに特産品としてPR。今後、北海道物産展など販売拡大に取り組む。
青森県漁連がまとめた4~5月陸奥湾ホタテ水揚量は、前年同期比24%増の4万2056トンとなった。引き合いが強く高値張り付きで金額は同70%増の68億5812万円(税抜)に伸長。数量、金額とも年間計画の半分に達した。加工処理割合はボイルが昨年を下回り冷凍が10ポイント増加している。
アジア最大級の食品機械・技術の総合トレードショー「FOOMA JAPAN 2016(国際食品工業展)」が7~10日、東京ビッグサイトで開催された。39回目となる今回のテーマは“おいしい技術をアップデート”。出展社数683社、出展面積2万8492平方メートルと前年を上回る規模で繰り広げた。
宮城県漁協石巻湾支所(運営委員長・丹野一雄同県漁協会長)は6日、東日本大震災後初めて万石浦でアサリを採取した。干潟造成した漁場で生息密度が高まったため、間引きとサイズ把握を目的とした試験的なものだが、組合員ら約200人は来季の本格採取に手応えを強めるとともに、自家消費で6年ぶりに「万石浦産アサリ」を味わった。
釧路管内のさお前コンブ漁は6日、釧路市東部、昆布森、厚岸の3漁協を皮切りにスタート、家族総出の天日干しや製品化、荷揚げで浜は活気に包まれている。
常呂漁協所属・第十八光宝丸(4.9トン)の山内光明さん=外海かれい刺網部会副部会長=は、5月末からカレイ刺網に着業している。本格操業を前に漁具漁法を説明してくれた。
ひやま漁協乙部地区では、稚ナマコの中間育成で海洋建設株式会社(片山真基社長、岡山県倉敷市)が製造・販売する魚礁「貝藻くん」を活用している。海中に垂下した育成器の真下に沈設。育成器から落ちた稚ナマコの隠れ場や餌場とし、二段構えで種苗の安定生産を図り、資源増大につなげていく。
宮城県水産技術総合センター気仙沼水産試験場の竣工式が8日、同試験場で開かれた。県北部海域の調査研究、技術指導の拠点として地域漁業の復興加速をけん引していく。「オープンラボ」で漁業者のワカメ、ホヤなどの種苗生産を支援、ワカメ高温耐性品種の作出やイガイの人工種苗生産などが期待される。