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新聞記事

水産業向け一覧

掲載日:2018.05.21

オ海北部でホタテけた引漁本操業始まる

猿払村の荷揚げ作業。今年の北部は13万1700トンを見込む

 水揚量が回復するオホーツク海のけた引漁本操業が北部で始まった。4月後半開始の猿払村は日産300トン台後半の水揚げ。宗谷はきょう21日から本格化し日産350トン程度を見込む。頓別は9日から、枝幸は近く開始する予定だ。


掲載日:2018.05.21

静岡のヤマザキが進出 昆布、総菜向けに1次加工施設竣工

間引きコンブの乾燥。台車につるし扇風機の風を循環させる

 総菜メーカーの株式会社ヤマザキ(本社静岡県、山崎朝彦社長)が道南・福島町に建設を進めていた昆布加工施設が竣工、4月から稼働している。養殖(促成マコンブ)の間引きコンブを仕入れ、乾燥・きざみといった1次加工を行う施設で、同社が昨年町内に設立したグループ会社「株式会社北海シーウィード」が業務を担う。


掲載日:2018.05.21

北水研トドに発信機 被害軽減の糸口探る

 根室海峡を回遊するトドの行動範囲が水産研究・教育機構北海道区水産研究所の調査で明らかになった。


掲載日:2018.05.21

道総研の開発技術 ホタテウロ飼料実用化

 道総研が製造技術を開発したホタテウロ原料の養殖魚用飼料素材「ウロエキス」が実用化される。ハマチ・ブリ、クロソイ、マツカワなど多魚種でエキスを添加した飼料による飼育試験の結果、摂餌促進、成長促進の効果が確認されており、飼料メーカーが今年度中にマグロ養殖の稚魚向けにエキス配合飼料の製造販売を始める。


掲載日:2018.05.21

昆布森漁協仙鳳趾地区 カレイ刺網、終盤下火

クロガシラの選別作業(16日、仙鳳趾漁港

 昆布森漁協仙鳳趾地区で、クロガシラ主体のカレイ刺網が終盤を迎えている。水揚げは「終盤にかけて徐々に減ってきた」との声が多いほか、海がもめて雑物が網に絡まり苦戦する着業者も。オス中心の漁獲で、安値基調という。


掲載日:2018.05.21

青森・山神 対EU・HACCP取得

 ホタテの生産から加工販売まで手掛ける株式会社山神(青森市、神武徳社長)は、3月末に対EU・HACCP認証を取得した。卵付き貝柱の販路拡大に向け、5年後の2023年までに原貝ベースで年間1000トンの輸出を目指している。


掲載日:2018.05.14

新ひだか高槻商店 津本式「究極の血抜き」刺身製造で試行

動脈に水を流しての放血

 動画サイト「ユーチューブ」で水産関係者に注目されている津本式「究極の血抜き」。新ひだか町東静内の老舗鮮魚店、高槻商店(堀田毅一社長、電話0146・44・2433)は昨年からマツカワ、サメガレイなど前浜産の刺身製造で試行。徹底した血抜き処理を基盤に、うま味と歯応えを最適に仕上げる熟成条件を追求している。


掲載日:2018.05.14

大阪のバードストッパー 鳥害対策の切り札

 株式会社バードストッパー(大阪市)は、漁業・養殖業施設向けに最適な移動式・手押し台車タイプの鳥害対策装置「フライングファルコン・ソーラーソニック(FFタイプSS型)」の販売を始めた。これからの季節は全国的に鳥類の活動が活発になり、さまざまな施設で鳥によるトラブルが発生する懸念もある。トラブルが発生する前の鳥害対策として役立てたい考え。


掲載日:2018.05.14

陸奥湾ホタテ半成貝、本格化

半成貝の出荷作業。成長が進み順調に水揚げされている(8日、浦田漁港)

 青森県陸奥湾で半成貝の水揚げが本格化している。地区によっては変形や欠刻などの異常貝も見られるが成育は順調。歩留まりも湾内全域で高くLサイズ中心の大型傾向にある。7日現在の累計水揚量は前年同期比15%増の1万736トンとなった。


掲載日:2018.05.14

岩手県ウニ、歩留まり低め

釜石東部漁協のウニ集荷(10日)

 岩手県のウニ漁が上閉伊と山田の両地区で始まった。上閉伊の2漁協は現品入札で10日までに4回開口(操業)、シロ(キタムラサキウニ)1号品は合計1856キロにとどまり昨季のハシリ並み。今季も餌となる海藻が少ない様子で、身入り不足の個体が多いようだ。殻径と身の粒も小さいという。価格は4回とも10キロ15万~10万円中心で昨季より高い。


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