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新聞記事

水産業向け一覧

掲載日:2018.06.25

水揚げ順調 品質も上々/貝殻さお前終盤入り

貝殻さお前の荷揚げ(20日、温根元漁港)

歯舞、落石、根室の3漁協が着業する貝殻さお前コンブが終盤を迎えている。序盤から天候など操業条件に恵まれ22日現在で10回出漁。低調だった昨年に比べて繁茂状況も良く順調に水揚げ。実入りなど品質面も上々との声が多い。
解禁日翌日の6月2日に初水揚げ。同月上旬には3日連続の出漁もあるなど順調に操業を重ね、20日の出漁で昨年と同じ10回に達した。着業者によると繁茂状況はまだら模様で船は散らばって操業、水揚げに船間差もあるという。


掲載日:2018.06.25

マツカワ1年で800グラム/三厩龍浜の陸上養殖施設

250グラムに成長したウスメバル「龍飛岬金メバル」

 青森県外ケ浜町の龍飛ヒラメ養殖生産組合(伊藤文雄代表)はマツカワとウスメバルの養殖を事業化、本格出荷を始めて10カ月になる。出荷サイズはマツカワが800グラム以上、ウスメバルは平均180グラムで、そこまでの生残率がいずれも9割を超えるなど生産は安定。販売も県や町のバックアップがあり順調だ。県水産総合研究所(水総研)はマツカワ稚魚の供給を千尾規模から1万尾に拡大する。


掲載日:2018.06.18

全道組合長会議 北海道漁業の成長産業化へ

 道漁協系統・関係団体は14、15の両日、札幌市の第2水産ビルで通常総会を開き、2017年度事業報告と18年度事業計画を承認した。最初に開かれた全道組合長会議では、持続可能な北海道漁業の成長産業化に不可欠となる資源回復・増大対策、経営安定対策、環境保全対策の3項目の実現を目指す決議を採択。15日の道・道議会を皮切りに要請活動を展開していく。


掲載日:2018.06.18

道ほたて振興協総会 内販回復へ迅速な対応を

 道ほたて漁業振興協会は本年度、輸出に依存した流通環境から大きな変化が想定されるため、国内消費回復に向け量販店を主体とした迅速な販促対策を重点化。消流刺激策として多様なメディアを活用し普及PRを進めていく。14日の通常総会で事業計画を決定した。一方不在だった会長には常呂漁協の髙桑康文組合長が就任した。


掲載日:2018.06.18

東北復興展示商談会開く 仙台

小豆嶋漁業のサケ製品各種と「さんまコロコロ」

 東北地方の水産物・水産加工品が一堂に集結する「東北復興水産加工品展示商談会2018」が12、13日、仙台市で開かれた。4回目となる今年は、昨年より20社ほど増えて134社が参加し規模も拡大。一般展示ブースに新商品、自慢の逸品を取りそろえたほか、個別商談会、提案型の商品プレゼンテーションを展開。震災復興に向けて奮闘する東北の水産業界が連携し、国内外のバイヤーに加工技術や商品力をアピールした。


掲載日:2018.06.18

斜里の知床ジャニー無添加追求 「骨まで食べられる」製法も

 斜里町の有限会社知床ジャニー(羽田野達也社長、電話0152・23・6633)は知床・オホーツク産で素材の風味を生かす無添加に特化した商品展開を進めている。骨まで食べられる独自の加熱製法も応用し、軟らかい食感に仕立てるなど差別化を追求。昨年来、販路開拓に力を入れている。


掲載日:2018.06.18

長谷川水産50年 地域に根差し高品質追求

いくら生産ラインの対米HACCP認証取得などを図る新本社工場

 八雲町落部の株式会社イチヤママル長谷川水産(長谷川博之社長)は今年創業50周年を迎え、9日、函館市の花びしホテルで、いくら加工新工場の竣工、グループ会社・株式会社白老フーズ(中村慎治社長)の創立10周年を合わせた祝賀会を開いた。荷受・商社など国内外の取引先や地元漁協・生産者、社員とその家族ら500人以上が参列。地域や水産業の振興に貢献してきた同社の節目を祝福するとともに、一層の社業隆盛に期待を寄せた。


掲載日:2018.06.18

湧別漁協底建網 ホッケ大漁

水揚げ回復に期待がかかるホッケ(7日、湧別漁港)

 湧別漁協の底建網でホッケが好漁だ。6月8日までの水揚量は前年比12倍。コマイやニシンも例年以上に乗網し「数年ぶりの大量」と驚く着業者に笑顔が戻っている。


掲載日:2018.06.18

沿岸漁民 クロマグロ規制に「待った」 緊急フォーラム開催

 全国沿岸漁民連絡協議会(JCFU)とNPO法人21世紀の水産を考える会は「クロマグロ漁獲規制の問題点」と題した緊急フォーラムを11日、東京・永田町の衆議院第二議員会館で開いた。7月に実施が予定されているクロマグロのTAC管理の漁獲配分に対し、不満が続出。「水産庁が提示した大型魚の漁獲配分では生活できない」と窮状を訴えた。「納得できない」、「死ねと言うのか」との声も多数。「TAC実施を保留させよう」との意見で意思統一した。


掲載日:2018.06.18

宮城ホヤ 盛漁期も水揚げ苦戦

迅速な殻むき作業

 旬を迎えた宮城県のホヤが水揚げで苦戦している。殻付き出荷は過剰感が強まり思ったほど水揚げできない生産者が多い。価格は低下、海中での滞貨も危惧される。むいて活路を見いだす石巻市寄磯地区の生産者は18経営体が1日約30トンをむき身にして出荷するが、過剰感の影響が出てきた。


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