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新聞記事

2025年3月の記事一覧

掲載日:2025.03.10

散布養殖ウニ高値キロ1万3000円


 散布漁協の養殖ウニは出荷終盤を迎え、2月末現在で取扱金額を前年同期比1割増に伸ばしている。浜値は「過去最高」となるキロ1万3千円に付くなど今季も高く推移。数量も前年同期を上回っている。


掲載日:2025.03.03

顧客の信頼強固に、自社配送や社内システム構築


 東京都・豊洲市場の仲卸業者・株式会社キタニ水産(木村剛社長、電話03・3533・0832)は着実に取扱額を伸ばしている。従業員約70人の人材資源でマンパワーを最大限に引き出すために仲卸では先進的な受発注システムを駆使。また、自社便による無料配送体制も構築。首都圏の各繁華街で社名入りの車両を必ず見かけるほど細やかな配送網で顧客のニーズをつかむ機会につなげている。


掲載日:2025.03.03

渡島加工貝水揚げスタート


 渡島噴火湾6単協(長万部・八雲町・落部・森・砂原・鹿部漁協)で加工貝(2年貝)の水揚げが始まった。長万部は2月中旬から日産50トン以上となり24日以降100トン台にペースアップ。各地3月から本格化していく。一方浜値はキロ700~600円台と高騰。仕向けは冷凍両貝とみられ、仕事買いの様相を呈している。


掲載日:2025.03.03

日本昆布協会、北大育種研究を支援


 日本昆布協会(吹田勝良会長)は2月26日、理事会を開き、北大北方生物圏フィールド科学センターの四ツ倉典滋教授が取り組む環境耐性株の育種を柱とする研究に対し奨学寄付金(300万円)を提供することを決めた。


掲載日:2025.03.03

シーフードショー大阪、220者出展、1万人余が来場


 西日本最大級の食材見本市「第22回シーフードショー大阪」(一般社団法人大日本水産会主催)が2月19、20の両日、大阪市のATCホール(アジア太平洋トレードセンター内)で開かれた。全国の水産加工・機器資材メーカー、漁業会社・団体のほか、中国や韓国など海外5カ国の企業も含め計220者が出展、最新の技術や加工機器、新商品などを売り込むとともに水産物の魅力を発信した。2日間で1万人余りが来場し活発な商談が繰り広げられた。


掲載日:2025.03.03

日高西部海域毛ガニ、枠最低、無い物高

毛ガニの出荷作業(2月24日、ひだか漁協厚賀事業所)


 1月下旬に始まった日高西部海域(門別~冬島)の毛ガニ漁は低水準の水揚げを映し、浜値は昨年並みの高値で推移している。ただ、許容漁獲量が昨年の当初配分と同じ過去最低。餌代や燃油代などのコストは重く、着業者は今季も採算確保に厳しい操業が続いている。


掲載日:2025.03.03

増毛エビこぎ網、ナンバン、シケ後苦戦

広範囲で水揚げされるマダラ(2月17日、増毛漁協市場)


 増毛漁協のエビこぎ網漁は、約2週間にわたって沖止めとなった2月前半の荒天が影響し、ナンバンエビの水揚げが落ち込んだ。その反面マダラやカスベが広範囲で揚がっており、エビ以外の魚種で補っている。


掲載日:2025.03.03

海洋汚染増加に転じる-海上保安庁まとめ-


 海上保安庁は2月19日、2024年の海洋汚染の現状をまとめた。日本の周辺海域で海保が確認した海洋汚染の件数は前年から19件増加して416件だった。前年まで2年連続で減少していたが、再び増加に転じた。例年に引き続き、油と廃棄物による海洋汚染確認件数が高い割合で推移していると報告している。


掲載日:2025.03.03

ご当地冷食大賞グランプリ、望仙・桜えびかき揚げ


 一般社団法人未来の食卓と冷凍食品PR連盟株式会社は2月19日、第1回「日本全国!ご当地冷凍食品大賞2024-2025」のグランプリを決めるプレゼンテーションと投票を東京都で開催し、有限会社望仙(静岡市)の「贅沢桜えびかき揚げ」がグランプリに輝いた。おいしさだけでなく、背景にある企業努力を感じられることも評価のポイントとなった。グランプリを含む受賞商品は百貨店の松屋銀座や楽天市場で販売する機会を設けており、優れた“ご当地冷食”を発信している。


掲載日:2025.03.03

長万部産黒ホッキブランド品「漆黒の煌星」高評価で相場安定-豊洲市場-

長万部産黒ホッキ


 東京都の豊洲市場で長万部産の黒ホッキブランド「漆黒の煌星(きらぼし)」(株式会社マタツ水産)が好評を得ている。高級すし店・和食店の顧客が多い仲卸業者は「このブランドにこだわる顧客は多い。相場は他産地より高いが、身質の良さで受け入れられている」と話す。


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