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新聞記事

2021の記事一覧

掲載日:2021.09.20

落部漁協刺網アカガレイは一時好転

9月頭に上向いたアカガレイ(7日、落部漁港)


 落部漁協のカレイ刺網は、沖・オカで漁模様が異なる中、9月頭に上向いた沖側のアカガレイは先週のシケ後に多少減少し、ソウハチやオオズワイガニが見えてきた。浜値はアカガレイが高値キロ500円程度と、9月以降弱含み。


掲載日:2021.09.20

JF共済、チョコーに介護保障向け制度新設


 全国共済水産業協同組合連合会(JF共水連、福原正純会長)は今年度、1951年に発足した漁業者向けの保障制度であるJF共済で70周年記念事業を進めている。その一環として、チョコー(普通厚生共済)に一生涯の介護保障を備えた制度を新設、10月1日から全国展開を始める。要望が多かったものの、これまでなかった介護保障を用意したのが特徴。高齢化が進む組合員や浜の地域住民の暮らしに万全を期すよう取り組んでいく。


掲載日:2021.09.20

ライフの北海道フェアで産地応援、旅気分を

新物の生サンマやホッケ、殻付きホタテ、ホッキ


 株式会社ライフコーポレーションは11、12日、近畿圏(155店)、首都圏(118店)のスーパーマーケット・ライフ店舗で「秋の北海道フェア」を開催した。道を代表する銘菓やご当地品を取りそろえたほか、水産売り場や精肉売り場、ベーカリーなどでもそれぞれ道産品を用意し、食品フロアは文字通り“北海道一色”となるような2日間を演出した。


掲載日:2021.09.20

帯広地方卸売市場、地元百貨店直営店に手応え

生の使用など商品力を高めたすし


 帯広地方卸売市場株式会社(高橋正行社長)が4月に地元の藤丸百貨店地下食品売り場に開設した直営店「一鱗(いちりん)」。百貨店らしい高級魚のほか、前浜・十勝産の充実やすし種の品質などを追求している。コロナ禍の逆風下で営業を始め、集客などに試行錯誤ながらも調達力を生かし、市場ならではの売り場づくりで常連客を着実につかんでいる。


掲載日:2021.09.20

宮城県・3施設保有漁協、来年4月合併へ仮調印式


 宮城県漁協と北・中・南部各施設保有漁協の関係4団体は10日、来年4月の合併に向けた仮契約調印式を開いた。東日本大震災から10年が経過し、組合員の早期復旧・復興のために設立した施設保有漁協の役割は十分果たせたと判断。県漁協が事業を引き継ぎ、組合経営の一層の安定化を図る。


掲載日:2021.09.20

ほやほや学会の田山会長、県動画サイトでPR


 宮城県の魅力発信動画サイト「みやぎ12人の侍゜ズ(サプライズ)」に、一般社団法人ほやほや学会(事務局・石巻市)の田山圭子会長が出演している。「宮城の宝物『ホヤ』と出合って人生が変わった」と田山会長。普及・啓発活動で得た手応えをかみしめながら、一層の認知度向上へアピールを続ける。


掲載日:2021.09.20

厚真地区の澤口さん、ホッキオイル漬けで6次産業化を推進


 鵡川漁協厚真地区の澤口研太郎さんは、来年夏にも前浜で漁獲したホッキのオイル漬けを商品化する考え。自宅敷地内に工場を整備する計画で6次産業化を推進する。缶詰以外での製品化を模索。「ホッキより水分が多いカキでオイル漬けの商品が販売されており、ホッキの商品化も可能だと考えた」と話し「結果的にオリーブオイル漬けの試作品が味付けなどがうまくいった。知人に食べてもらったが、評判が良かった」と手応えを示す。


掲載日:2021.09.13

秋サケはメス高鮮明の出足

今季も低調な出足となった秋サケの荷揚げ。今週の漁況が注目される(9月7日、大樹漁港)


 北海道の秋サケ定置は昨年より高値でスタートした。特に卵需要のメスが鮮明で、出足から各地で軒並みキロ千円超。国内外含め昨年産の供給過少などから親、卵とも在庫払底で漁期入りし、上昇基調の生産環境。平成以降最低の来遊予想下、水揚げは日高、釧路・十勝、根室を中心に不振の滑り出し。今季も原魚の供給状況は厳しい様相だが、サンマなど他魚種を併せて今後の漁況、海外産の搬入動向などに商戦の行方がかかっている。


掲載日:2021.09.13

渡島噴火湾稚貝順調に本分散

鹿部漁協の本分散。空貝が見られず順調だ


 渡島噴火湾で稚貝の本分散作業が始まった。鹿部、砂原、森漁協と落部漁協の一部が9月頭から地元産中心にスタート。昨年同時期に各地で散見された空貝はほとんど見られず、数量も十分に確保している状況。成長も平年並みで「順調そのもの」と着業者。秋に多発する台風に警戒しながら作業を進めている。長万部、八雲町漁協は9月中旬から開始する予定。


掲載日:2021.09.13

「どぶ漬けロープ設置試験」効果あり


 道昆布漁業振興協会が取り組む増産対策「どぶ漬けロープ設置試験」は、2020年度に生育調査が終了した6漁協7地区のうち戸井、厚岸、広尾、歯舞の4漁協で順調に生育、効果が確認された。


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