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新聞記事

2019年9月の記事一覧

掲載日:2019.09.09

麻生 釜石工場を拡充

増産しているおせちセット


 製麺会社であり、首都圏を中心に業務用食品卸を営む株式会社麻生(神奈川県平塚市、麻生政雄社長)は、2年前に新設した釜石市の工場の機能を生かして水産系アイテムの拡充を図っている。三陸沿岸の地元企業とも協力しながらオリジナル商品の開発を進めている。通販やおせちといった立ち上げて間もない事業も拡充路線にあり、順調な滑り出しを見せている。


掲載日:2019.09.09

JAFIC、都内で研究会開く サンマ漁獲枠は適正値へ削減途上


 漁業情報サービスセンター(JAFIC)は2日、今後のサンマの動向を探る漁業情報研究会を東京都内で開いた。水産庁の神谷崇資源管理部長が登壇し、今年7月に合意した北太平洋漁業委員会(NPFC)の資源管理措置の概要を述べるとともに、サンマの経験を生かした他魚種の国内の資源管理導入の必要性を説明した。


掲載日:2019.09.09

えりも漁協コンブ 繁茂薄く減産見通し

漁期後半に入った採りコンブの荷揚げ(4日、冬島漁港)


 えりも漁協のコンブ採取は、切り上げた地区もあるなど漁期後半に入っている。昨年に比べ総体的に繁茂が薄く減産の見通し。東洋地区で操業する神田勉組合長は「もともと不作の年だった中、5月末~6月ごろの低気圧でコンブが抜けたと振り返る。実入りは地区でばらつきがある。


掲載日:2019.09.09

いぶり中央登別・虎杖浜

室蘭魚市場に並ぶハタハタ(8月30日)


 いぶり中央漁協登別・虎杖浜地区のハタハタ漁は浜値がキロ平均1000円前後の好値で推移している。日量も昨年を上回っている。


掲載日:2019.09.09

えりも漁協サメガレイ刺網 漁は浅場に偏重


 えりも漁協のサメガレイ刺網は、比較的水深の浅い漁場に漁が偏る傾向となっている。6月から操業する第八十八瑞雲丸の川上亮二さんは「今年の漁はいまひとつだが、その中でハシリから水深500メートル付近の浅場で水揚げがある。深みは全く魚がいない」と漁模様を話す。


掲載日:2019.09.09

北斗市のソネ食品 ブリの加工に活路


 北斗市の珍味メーカー・ソネ食品株式会社(水山康平社長、電話0138・49・4662)はスルメイカの不漁が続く中、道南で水揚げが増えているブリを使った商品展開に活路を探っている。昨年4月に第1弾で商品化した薫製珍味「鰤燻」が道内外で好評。7月には第2弾で皮を油で揚げた「ぶりカワフライ」=写真=の販売に乗り出した。


掲載日:2019.09.09

道漁連 秋サケ旬期の消費弾みに


 秋サケ定置の解禁に伴い、道漁連、北海道秋鮭普及協議会は、「秋鮭食べつくし隊」と題した旬時期の消費拡大活動をスタートさせた。2日には札幌市中央卸売市場水産協議会と共同で同市場での初入荷に合わせて、報道機関や市場関係者を対象に秋サケいくら丼の試食提供などキャンペーンを開催。増産見込みを起爆剤に、各種消流宣伝・販促を実施し、消費・売り場の回復を目指す。


掲載日:2019.09.09

岩手秋サケ 稚魚生産4億尾超へ


 岩手県の秋サケの本年度増殖計画は、採卵が4億6444万6000粒、稚魚生産が4億351万尾となる。4年ぶりに4億尾を上回る稚魚生産、放流となった昨シーズンに続き、4億尾超えに向け関係者一丸で当たる。回帰予測が昨シーズンを1割下回る中、採卵計画達成が引き続き難しくなる可能性が指摘され、種卵確保対策を継続する。


掲載日:2019.09.09

噴火湾ホタテ へい死、例年並み

耳づりした今年の貝。来季の順調な出荷が期待される


 噴火湾で養成している来季出荷用の耳づりについて、昨年のような大量へい死は、胆振・渡島とも現時点で発生していない。大半の漁家は「多少あっても例年並み」と説明。沖洗いを始めた着業者も同様の感触を示す。ここ数年、8~9月に多発するため「あと1カ月は油断できない」と気を引き締めている。


掲載日:2019.09.09

岩手ホタテ 南部で稚貝不足

14ミリ径のふるいで選別する宮古地区の稚貝分散作業(3日、日立浜) 


 岩手県のホタテ採苗は、県中央部の宮古、船越両地区などは分散作業が進み必要量を確保できる見込み。これから始まる南部は付着稚貝が小さいこともあって遅れるところが多く、広田地区南浜などは不足が確実視される。付着不足のほか、例年にないほど死滅している浜もあり、昨シーズンと同様に足りない地区が増える可能性がある。


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