電子版 電子版サンプル

新聞記事

2019年9月の記事一覧

掲載日:2019.09.09

むかわ町 シシャモふ化場新設へ


 むかわ町は2021年度にシシャモふ化場の新築工事に着工する計画だ。鵡川漁協の既存施設の老朽化に伴う建て替え。収容卵数を既存施設の約5000万粒から3倍近くの約1億4000万粒に拡大。同町は「町魚・シシャモの資源維持を後押ししたい」とし、22年度漁期中の供用開始を予定している。


掲載日:2019.09.09

いぶり噴火湾漁協カレイ刺網 アカガレイ・ソウハチ上向く

増え始めたアカガレイ(2日、豊浦支所)


 苦戦していたいぶり噴火湾漁協のカレイ刺網は、8月後半にようやくアカガレイ、ソウハチがまとまり始めた。ただ好漁と言える日は連続せず「挽回できるほど獲れてはいない。これからが勝負」と着業者。後半の巻き返しに期待している。


掲載日:2019.09.02

道立工技センターと函館の納谷商店 乾燥昆布のヨウ素を制御


 道立工業技術センターは、昆布製品製造卸の株式会社丸善納谷商店(函館市、納谷英雄社長)と共同で乾燥昆布のヨウ素含量を制御する新技術を開発した。昆布の内部構造の変化を利用したもので、すでに特許を出願。輸入海藻のヨウ素含量に規制値を定める国もあることから、新技術によって海外市場の新規開拓が期待される。


掲載日:2019.09.02

サンマ本州初の水揚げ

サンマの本州初水揚げ(8月27日、大船渡漁港)


 今季サンマ漁の本州初水揚げが8月27日、大船渡、気仙沼両港であり活気づいた。20日に道東を出漁した大型船が漁獲し、大船渡に2隻、23トン、気仙沼に1隻、7トン。価格はそれぞれ、900~821円、800~700円。ハシリは群れも薄く、各船とも苦戦しているという。


掲載日:2019.09.02

函館の竹田食品 道産カキでおつまみ缶


 函館市の生珍味メーカー・株式会社竹田食品(竹田寿広社長、電話0138・43・1110)は、道産魚介類を使った「おつまみ」缶詰=写真=を商品展開している。今春には初めての取り扱いとなるカキで2品を投入。2014年発売の「ワインに良くあう焼き貝」と外箱のデザインを統一したシリーズ化で売り場での訴求力を高めている。


掲載日:2019.09.02

鹿部漁協盛田竹彦さん 第十五宝寿丸を新造


 鹿部漁協の盛田竹彦さんは「第十五宝寿丸」(FRP、9.7トン)を新造、5月末に進水した。ホタテ養殖やエビかごで操業。盛田さんは「前船に比べて広く船上での作業性が向上。船速も出るのでスピード感も前船と違う」と話す。10月からはスケソ刺網にも着業する。


掲載日:2019.09.02

道ぎょれん会 東京で取引懇


 道漁連は8月27日、道産魚介類を取り扱う取引先でつくる「道ぎょれん会」の秋季取引懇談会を東京都内で開いた。札幌や関東地区の卸や商社など約180人が参加。秋サケ、いくら、ホタテの商戦展開を意見交換した。


掲載日:2019.09.02

宮城種ガキ 渡波と鳴瀬、確保は十分

渡波地区の仮殖場・万石浦では100~200個の付着が多くなっている


 宮城県から県内外に出荷される種ガキは、付着が原盤1枚100個を大幅に上回る「厚種」に偏重する見通しだ。出荷量県内1位となる石巻湾の石巻市渡波地区、2位の松島湾の東松島市鳴瀬地区とも良好な採苗となり、自家用含め確保は確実な情勢だが、東日本で需要が高い「薄種」はこれまでのところ少ない模様だ。


掲載日:2019.09.02

志津川支所青年部ヒジキ養殖 人工採苗で付着に成功


 ヒジキの養殖試験を続ける宮城県漁協志津川支所青年部(佐藤一弥部長・19人)が人工採苗で付着に成功した。天然物を採取、挟み込み養殖で成長させ、7月下旬、成熟を確認して母藻としてタンクに浮かべ、ポリエステル製ろ過フィルターに受精卵を高密度に付着させた。


掲載日:2019.09.02

苫小牧夏ホッキ順調

順調な水揚げが続いているホッキの荷揚げ作業(8月27日、苫小牧港)


 苫小牧漁協の夏ホッキけた引漁は、増産基調で推移している。資源量が豊富で、シケの影響も少なく順調に水揚げ。一方で浜値は振るわず、着業者は今後の価格挽回に期待している。


アーカイブ
カテゴリー
RSSフィード

このページのTOPへ戻る