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新聞記事

2019年7月の記事一覧

掲載日:2019.07.29

海難防止へ意識高揚/ 救助技術を競う


 公益社団法人北海道海難防止・水難救済センター(西野憲一理事長)主催の北海道小樽地区救難所訓練大会が25日、余市町の余市港で開かれた。同地区(石狩・後志管内)13救難所の所員260人、来賓・関係者など総勢320人が参加。救難技術競技や救助訓練などを通し救助技術向上の重要性を再確認するとともに、海難防止へ意識を高めた。救難技術競技では石狩救難所が総合優秀した。


掲載日:2019.07.29

単有海域ホタテけた引、初年に好実績

良質な貝に育った根室湾中部漁協単有海域のホタテ(6月5日、根室港)


 根室湾中部漁協が幌茂尻沖の同漁協単有海域で行うホタテけた引試験操業が7月2日に終漁した。一昨年から稚貝放流を進め新規漁業として今年からスタート、壊れ貝含め数量221トン、金額6810万円(税込み)、キロ平均単価309円の実績となった。同漁協の販売取扱高増額に貢献したほか、地元組合員の雇用対策にもつながり、来年の本格操業に向け手応えをつかんだ。


掲載日:2019.07.29

サケは雄雌・銀・ブナまで画像解析し自動選別


 定置網の水揚げ現場が一変、人海戦術といえるような選別作業から解放されそうだ。八戸市で画像や光のセンシング装置による選別技術の開発が始まった。サバ、ブリ、秋サケをメインに魚種、魚体重別はもちろん、サバならマサバ、ゴマサバの別と脂肪含有率、秋サケならオスとメス、ギンとブナの区分まで目指され、尾数も把握される。


掲載日:2019.07.29

広田湾イシカゲ貝3000円、採苗にも手応え

出荷が始まった広田湾産イシカゲ貝


 岩手県広田湾の特産、エゾイシカゲガイの出荷が21日、始まった。天然採苗の2年養殖で、成育は順調だ。今季水揚げ見込みは43トン。キロ値は3千円となり昨シーズンを200円上回る。課題となっていた採苗も今季は良好といい、出荷する生産者の表情は例年にも増して明るい。


掲載日:2019.07.29

羅臼養殖、水揚げ最盛期

養殖コンブの洗浄作業(26日)


 羅臼漁協の養殖コンブは、水揚げが最盛期を迎えている。早い漁家で7月半ばに開始、順調に操業している。長さなど生育はばらつきがあり、日照不足で「実入りはいまひとつ」との声も。また、全般的にカキの付着も早く、ハシリから除去作業に苦慮する着業者もいる。


掲載日:2019.07.29

道機船連会長に風無氏(稚内)


 道機船連は23日、ホテルポールスター札幌で全員協議会を開いた。「水産政策の改革」で示された資源管理システムやTAC管理、スケソやホッケのMSY(最大持続生産量)導入を巡る当面の課題・方策などを報告。代表理事会長には稚内機船の風無成一氏、代表理事副会長に釧路機船の金井関一氏が就任した。


掲載日:2019.07.29

小樽市、仮分散中の稚貝が脱落

16日に始まった仮分散。8月前半まで続く(22日、祝津漁港)


 小樽市漁協の仮分散が16日に始まった。採苗器には当初問題なく付着していた稚貝が、6月中旬のシケ後に脱落し、必要量の確保が難しくなっている。今後は他産地からの調達も視野に作業を進める方針だ。


掲載日:2019.07.29

日本水産、秋冬照準76品発表

スルッとふた さばオイル漬け


 日本水産㈱は2019年秋・冬新商品76品(リニューアル品34品含む)を発表した。「尖りと差別化で、食シーンを豊かにする食卓応援団」をコンセプトに、多様なライフスタイルや健康訴求、魚食普及に対応したラインアップで新たな価値と市場を創造する。


掲載日:2019.07.29

雄武タコ箱好漁2倍増

増産基調のタコ(22日、元稲府漁港)


 雄武漁協のタコ箱漁が好漁だ。7月中旬までのミズダコの水揚げは昨年の約2倍。大幅増産で浜値は好値だった昨年より安値基調で推移している。


掲載日:2019.07.29

極洋 秋の新商品で便利・おいしさ提供

サラダサーモン2種(スモークブラックペッパー、レモン風味)


 (株)極洋は道産秋サケを使ったものなど、秋の新商品として市販用18品、業務用33品、合計15品(リニューアルを含む)を8月から発売する(一部は9~10月)。家での簡単調理を求める傾向や、中食・外食現場の人手不足など社会的背景を踏まえ、メインコンセプト「便利を提案、美味しさ提供」のもと、(1)簡便提案、(2)健康提案、(3)魚の付加価値提案をサブコンセプトに開発した。


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