【京都】日本昆布協会は5日、京都センチュリーホテルで平成29年度通常総会と6月例会を開き、夏に実施する産地見学・交流会や本年度輸入コンブについて報告した。
冒頭、田村満則会長が「日本昆布協会の立ち位置は、消費者に近く、消費地で根付いた活動をしていくこと。今後も協会が存続・繁栄していくために、こうした活動を続けていくことが重要。消費者にうま味の文化を伝えていくことがわれわれの使命」と述べた。
2年ぶりに実施する「第3回産地見学・交流会」は7月31日~8月5日の日程。6月1日現在22人が参加申し込み。稚内を皮切りに羅臼、歯舞、釧路管内、えりも、南かやべと主産地を回る計画。水揚げや乾燥作業、製品作りを見学し意見交換、見識を深める。