水位が高く捕獲再開まで時間を要するもようの千代田堰堤(7日)
親魚捕獲場やふ化場などサケ・マスの増殖施設も全道各地で被害が発生している。河川の増水による冠水や破損、土砂や流木の流入・堆積などで、各地区増協は早期復旧に奔走。ただ、十勝釧路、根室、北見などでは河川の水位が下がらず、ウライの冠水などで9月に入っても親魚を捕獲できない施設も出ている。 十勝釧路管内は広尾川捕獲場でウライなどが流出、さらに土砂の流入・堆積で川床が大きく変わり抜本的な復旧工事が必要。千代田捕獲場も河川水位が高く、川床も変わって「捕獲再開まで時間を要する」と説明する。