受精卵のパンライト水槽への収容
竜飛今別漁協(野土一公組合長・今別町)は13日、特別採捕したナマコから人工採苗し252万個の受精卵を得た。浮遊幼生が着底する28日ごろ、前浜に育成礁を設置して放流する予定だ。1ミリにも満たないサイズの粗放的放流は同県初となる。これまで高価な20ミリサイズの人工種苗を購入してきたが、漁業者自らが生産し、生残率より放流数で資源増殖を狙う。