渡島噴火湾6単協(長万部・八雲町・落部・森・砂原・鹿部)の稚貝採取は、各地順調に進んでいる。仮分散は大半が8月前半に終了。採苗器の付着量が多く、十分に確保できた。 長万部の松井勝利理事(三代目かんな丸)は、7月前半から採取し始め「小さいので成長を待ちながら6厘や7厘で急がず仮分散していた」と説明。高水温時には作業を中止しながら8月20日時点も継続中で「数量は潤沢にある。地元も他産地も成長が伸び、1分5厘で採っている」と話す。