道東沖のサンマ棒受網漁は16日から根室・花咲港を皮切りに水揚げが始まった。今年は公海操業で中・大型船の解禁日を例年より前倒しし、10日に小型船とともに一斉出漁。低調だった昨年に比べ好スタートを切った。ただ、船間格差があり、魚体も小ぶり傾向。水産研究・教育機構の長期予報では漁期を通した来遊量が「昨年並みの低水準」と示されており、今後の漁況が注目される。