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新聞記事

間引きコンブを有効活用

2024年04月29日


 チルド総菜を主力に製造販売する株式会社ヤマザキ(静岡県、山崎朝彦社長)のグループ会社で昆布の1次加工を手掛ける株式会社北海シーウィード(福島町)が稼働7年目を迎えている。福島吉岡漁協と連携し間引きを中心とした生コンブを仕入れ乾燥・加工処理。高齢化や人手不足など漁業を取り巻く環境が厳しさを増す中、浜にとっては間引きコンブの有効活用と併せて、重労働となる乾燥や製品化など陸上作業の負担なく出荷できることが利点。資源低迷で不漁が続くイカ釣り漁業者なども着業、漁閑期の増収対策にもつながっている。

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