丸大佐藤水産(佐藤大紀社長)は、「魚屋大ちゃん」と冠した移動販売の鮮魚店で魚食需要に応えている。4月から札幌市郊外の拓北・あいの里地区に週5回、箱型の軽トラックで出向いて提供する。その日に札幌市中央卸売市場で仕入れた魚介類の鮮度や接客サービスの評判が口コミで広がって顧客を獲得。飲食店卸で経営基盤を固めながら、商品の充実など”行商スタイル”の進化を目指していく。