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新聞記事

北海道秋サケ期別来遊が平準化

2022年10月24日


 4年ぶりに来遊数が2千万尾を超えた北海道の秋サケ。近年失速した10月以降の漁獲動向が今年は持続したのが特徴。低迷期に入って前期偏重だった期別の来遊数が平年化・平準化を示し、道総研さけます・内水面水産試験場は「資源回復への一つの入り口」と推察する。最終実績3千万尾近くも想定され「定置漁業の今後の制度設計や経営をどう見据えていくのか、重要な年になる」と話す。漁獲動向は2017年以降18年を除き昨年まで10月に入るとぱたりと切れる状況が続いてきたが、今年は10月以降も順調に推移。同水試は「来遊時期の偏りが解消され、期別の資源がうまく来遊してきた16年と同様の回帰を示している」と特徴を説明する。

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